新たな連携がもたらすビジネスの未来
東芝テック株式会社と株式会社アイ・オー・データ機器は、10月1日から新たに連携を開始することを明らかにしました。この連携は、東芝テックのクラウド型ストレージサービス「コラストレージ」とアイ・オー・データのNAS(ネットワーク接続型ストレージ)「LAN DISK」を組み合わせたもので、特に企業の事業継続計画(BCP)の強化に寄与します。
BCP対策の強化
近年、自然災害やシステム障害への備えとして、企業はオンプレミスでのデータ保存だけでは不十分とされ、クラウドとの連携が求められています。新しい取り組みによって「LAN DISK」に保存されたデータは、定期的に「コラストレージ」に機能的にバックアップされ、万が一の際にも迅速なデータ復旧が実現されます。これにより、企業は業務の継続性を確保し、リスクを最小化できるのです。
業務効率化と多様な働き方の実現
また、この連携により「LAN DISK」に保管したデータは、社内外で簡単に共有できるようになります。リモートワークや外部パートナーとの協力がスムーズになり、業務の効率化が促進されるとともに、多様化する働き方にも柔軟に対応できます。企業は、新たな働き方を支えつつ、同時に生産性を向上させる手段としてこの連携を活用することが期待されています。
従業員の新たな価値観の提供
この連携は、単に技術的な進化にとどまらず、従業員が新たな価値を実感できる環境を提供するものです。デジタル化が進む中で、各企業は従業員が最大限に能力を発揮できるプラットフォームを求めています。そのためには業務の効率化だけでなく、社員同士のコミュニケーションの円滑化や、柔軟な働き方を支える基盤が不可欠となるでしょう。
今回の連携は、企業のIT基盤を強化し、進化するビジネス環境において持続可能な成長を可能にするものです。今後も、東芝テックとアイ・オー・データは様々な現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進に取り組み、多様な働き方を実現するための新しい価値を提供し続ける意向を示しています。
企業情報
株式会社アイ・オー・データ機器
- - 本社所在地: 石川県金沢市
- - 代表者: 代表取締役会長 細野昭雄
- - 設立年月: 1976年1月
- - 事業内容: デジタルデバイス周辺機器及びソフトウェア、関連サービスの開発・製造・販売
東芝テック株式会社
- - 本社所在地: 東京都品川区
- - 代表者: 代表取締役社長 錦織弘信
- - 設立年月: 1950年2月
- - 事業内容: POSシステム、複合機、オートIDシステム、関連商品の開発・製造・販売・保守サービス等
このように、両社の協力がどのように業務や働き方に変革をもたらすのか、今後の動向に注目です。