キネコ国際映画祭閉幕!
2023-10-31 21:00:14
第30回キネコ国際映画祭、盛況のうちに閉幕!多彩な賞と「ライブシネマ」で子どもたちの笑顔輝く
第30回キネコ国際映画祭、感動のフィナーレ
11月6日、二子玉川ライズで開催された「第30回キネコ国際映画祭」のクロージングセレモニーは、多くの来場者で賑わいを見せました。1992年の創設以来、毎年11月に開催されているこの映画祭は、今年で30周年。二子玉川ライズ、玉川髙島屋S・C、二子玉川公園などを会場に、子どもから大人まで楽しめる国際的な映画体験を提供しました。
世界から集まった60作品が競演
今年の映画祭には、世界中から集まった約60作品が上映されました。国際審査員、子ども審査員、そして新たに設置されたティーンズ審査員による厳正な審査の結果、多くの賞が決定。キネコグランプリ、ティーンズグランプリ、そして功労賞、特別賞など、多彩な部門で受賞作品が発表されました。審査員たちは、それぞれの視点から作品を評価し、子どもたちの感性を刺激する作品を選出しました。
新たな試み「ライブシネマ」が話題に
今年のクロージングセレモニーでは、上映作品に生吹き替えを行う「ライブシネマ」に挑戦。字幕を読めない子どもたちも映画を楽しめるよう、工夫を凝らした演出が注目を集めました。スペシャルサポーターの井ノ原快彦さんとジェネラル・ディレクターの戸田恵子さんも「ライブシネマ」に参加し、会場を盛り上げました。
親子で楽しめる充実のプログラム
映画祭期間中は、映画上映だけでなく、親子で楽しめるワークショップやイベントも多数開催されました。芸術家によるワークショップや、子ども映画に関するディスカッションなど、多様なプログラムが提供され、来場者は充実した時間を過ごしました。さらに今年はチェコセンター東京、チェコ政府観光局とのコラボレーションにより「チェコフェスティバル」も開催され、国際的な文化交流の場も提供されました。
映画館に行けない子どもたちへの配慮も
映画祭では、入院中や通院中の子供たちにも映画鑑賞の機会を提供する「ホスピタルプロジェクト」も実施。国立成育医療研究センターでオンライン配信を行い、映画を届ける試みも行われました。
30周年を彩るアートディレクション
30周年を記念して、森本千絵さんがアートディレクターに就任。メインロゴ、イベントマップ、衣装デザイン、会場装飾などを手がけ、映画祭を華やかに彩りました。森本さんの独創的なデザインは、来場者の記憶に強く残るものとなりました。
キネコ国際映画祭の意義
キネコ国際映画祭は、ベルリン国際映画祭の児童映画部門「キンダー・フィルムフェスト・ベルリン」の協力を得て設立されました。世界の子どもたちに映画を通じて豊かな感性と創造性を育むことを目指し、多様な視点と社会問題への気づきを与えてくれる作品を選定しています。
来年の開催に期待
30周年という節目を迎え、更なる発展を遂げた第30回キネコ国際映画祭。来年も、子どもたちにとって忘れられない映画体験を提供してくれることでしょう。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人キネコ・フィルム
- 住所
- 東京都渋谷区桜丘町24-4第五富士商事ビル502
- 電話番号
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