万博パビリオン生物多様性
2023-11-22 15:40:49

河森正治氏プロデュース!大阪・関西万博パビリオンで生物多様性保全プロジェクト始動

河森正治氏プロデュース!大阪・関西万博パビリオンで生物多様性保全プロジェクト始動



2025年大阪・関西万博において、アニメーション監督・メカデザイナーとして名高い河森正治氏がプロデュースするパビリオンが、大規模な生物多様性保全プロジェクト「いのち繋がる!みゃくみゃくいきものクエスト」を発表しました。このプロジェクトは、国際的な目標であるNature Positive(生物多様性の回復)をテーマに、企業や市民が一体となって取り組む画期的な試みです。

プロジェクトの概要



河森正治氏率いる株式会社Vector Visionを筆頭に、コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社、TOPPANホールディングス株式会社、くら寿司株式会社といった多様な企業がパートナーとして参加。市民参加型の生物多様性観測企画を展開します。参加者はスマートフォンアプリ「バイオーム」を利用し、身の回りの生き物を観察、記録することで、プロジェクトに貢献できます。

各企業の取り組み



各パートナー企業は、それぞれの事業特性を活かした取り組みを実施します。

コカ・コーラ ボトラーズジャパン株式会社: 17工場周辺の森林における水資源保全活動と連携し、森林生態系の観察を行います。森林は水源涵養や生物多様性保全に重要な役割を果たすため、その保全活動は持続可能な社会の実現に不可欠です。
TOPPANホールディングス株式会社: 自社内の水循環型ビオトープを活かし、都市緑地における生物多様性の調査を実施。緑地は都市部における生物多様性のホットスポットであり、その保全は都市環境の改善にも繋がります。
くら寿司株式会社: 海の生物多様性保全と海洋資源、魚食文化への理解促進に貢献。日本の食文化を支える海を守る活動は、将来世代への責任でもあります。

河森正治氏の役割とプロジェクトの意義



河森正治氏は、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサーとして、本プロジェクト全体の監修を務めます。氏のクリエイティビティと技術力は、このプロジェクトをより魅力的で、多くの人が参加しやすいものにするでしょう。

このプロジェクトは、単なる生物多様性調査にとどまりません。アプリを通じて得られたデータは、科学的な分析に役立てられ、より効果的な保全活動に繋がる可能性を秘めています。また、市民参加型の企画であることから、環境問題への意識向上や、地域社会の活性化にも貢献すると期待されています。

参加方法と今後の展開



11月22日にはプロジェクトの公式ウェブサイトが公開され、企画概要、参加方法、参加者が見つけた生き物の紹介などが掲載されます。多くの人がこのプロジェクトに参加し、未来への貢献を共に目指せるよう期待されています。

関連情報



公式ウェブサイト: https://shojikawamori.jp/expo2025/biome_quest/
* 河森正治公式サイト 大阪・関西万博特設ページ: https://shojikawamori.jp/expo2025/

このプロジェクトは、大阪・関西万博というグローバルな舞台で、日本が世界に発信する、生物多様性保全への取り組みの象徴となるでしょう。

会社情報

会社名
株式会社Vector Vision
住所
東京都世田谷区太子堂2-17-5 佐藤ビル3F/4F
電話番号

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