次世代AIデータ管理ツール「MONO-X AI Studio」が正式リリース
株式会社MONO-X(東京都港区、代表取締役:藤井星多)が、次世代のAIデータ管理プラットフォーム「MONO-X AI Studio」を2025年1月に正式にリリースします。この新たなツールは、企業が保有する大量のデータを効率的に扱うための強力なパートナーとして機能することを目指し、すでにいくつかの企業に導入されています。
「MONO-X AI Studio」とは何か?
「MONO-X AI Studio」は、企業の基幹システムデータを生成AIを活用して最適化・管理するためのプラットフォームです。具体的には、スキーマ定義、カスタムプロンプト、マスター情報のベクトルDB化など、多くの管理機能をワンストップで提供します。また、高度なセキュリティと権限設定が施されており、エンタープライズ環境にも適しています。
以前のツールとの連携
既にリリースされている「MONO-X AI DataAnalyst」との連携も強調されています。このデータ分析ツールは、ユーザーの自然言語による指示から自動で最適なSQLクエリを生成し、データの抽出が直感的に行える特徴を持っています。「MONO-X AI Studio」との組み合わせにより、基幹システムからのデータ分析がより迅速かつ正確に行えるようになります。
「MONO-X AI Studio」の主な機能
以下は、主な機能の概要です:
1.
スキーマ定義管理
企業の基幹データの構造を可視化し、AIが参照するためのスキーマを一元的に管理します。新規テーブル追加や変更にも柔軟に対応し、データの整合性を確保します。
2.
カスタムプロンプト管理
業務ごとに特化したプロンプトテンプレートを登録でき、生成AIがより的確に回答できるように設定できます。特有の用語やルールを反映させることで、成果物の質を向上させます。
3.
マスター情報のベクトルDB化
マスターデータをベクトルデータとして管理し、曖昧検索や類似検索に活用します。これにより、商品名や顧客情報の柔軟な検索が可能になります。
4.
ログ管理
「MONO-X AI DataAnalyst」や各種連携先からの操作ログを一括管理し、コンプライアンス遵守の観点でも役立ちます。
5.
権限ロール管理とユーザー管理
役職や部署に応じて、アクセス範囲を細かく設定可能。安全性を確保しつつ、生産性を最大化します。
6.
データベース設定管理
AIが参照するデータベースを統一的に管理し、マルチDB環境でも設定を一元化。これにより、スムーズなデータ連携が実現します。
今後の展望
「MONO-X AI Studio」は、正式リリースを迎えたことで、さらなる機能拡充と新製品との連携強化を予定しています。企業規模や業界を問わず、多くのユーザーがデータドリブンな意思決定を行うための環境整備を進めていくことが期待されます。
株式会社MONO-Xは、2005年に設立され、企業間データ連携ノーコードツール「MONO-X」の開発と、基幹システムのCloud移行支援サービス「PVS One」の提供に取り組んでいます。また、最新のAI技術を駆使した「MONO-X AI」も展開しており、業界の未来を切り開いていくことでしょう。