広島県 広島市 カーボンクレジット バイウィル 広島銀行

広島銀行が発行する「〈ひろぎん〉カーボンオフセット型私募債」において、株式会社バイウィルが228t-CO2分のカーボンクレジットを提供したことが発表されました。

この私募債は、発行額の0.20%以内で広島銀行がカーボンクレジットを購入し、広島県・広島市の芸術・文化施設や平和関連施設の温室効果ガス排出量のカーボンオフセット（埋め合わせ）を行うというものです。

バイウィルは、カーボンクレジット・プロバイダーとして、この取り組みを支援しており、2024年6月14日に広島銀行に対し、再生エネルギー（太陽光発電）によるJ-クレジットを合計228t-CO2販売しました。

提供されたカーボンクレジットは、広島県では縮景園・県立美術館の電力使用による温室効果ガス排出量、広島市では平和記念資料館の電力使用による温室効果ガス排出量のオフセットに活用されます。

広島銀行は、2024年1月に本商品の取り扱いを開始し、2024年1月から3月にかけて、7社の企業が「〈ひろぎん〉カーボンオフセット型私募債」を発行しました。

広島銀行とバイウィルの取り組みは、地域社会におけるカーボンニュートラル実現に向けた重要な一歩と言えるでしょう。

今後も、企業と金融機関が連携し、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組むことが期待されます。