ホーチキの未来に向けた新たな一步
ホーチキ株式会社が、この度組織力向上プラットフォーム「Wevox(ウィボックス)」の全社導入を発表しました。この取り組みは、同社が掲げる中長期経営計画「GLOBAL VISION 2030」の達成に向け、重要な意味を持つことになります。
Wevox導入の意義
ホーチキは、社員と会社の信頼と共感を基にした個人と組織の好循環が経営において不可欠だと認識しています。そのため、「エンゲージメント向上」を重要課題として位置付け、これまで実施していた従業員満足度調査に新たに「Wevox」を加えることを決定しました。このプラットフォームを通じて、従業員が感じる組織の強みや弱みを視覚化し、具体的な行動計画を作成する体制を整えることが可能になります。
エンゲージメントの重要性
近年、多くの企業がエンゲージメント向上に力を入れる中、ホーチキもこの流れに沿い、企業文化の改善に挑戦します。エンゲージメントサーベイを活用することで、社員が感じている「誇りある会社」の姿を目指し、内部のコミュニケーションや信頼関係が深化することを期待しています。人事企画室の谷室長は、「Wevoxの導入により、組織主体でエンゲージメント向上に取り組む体制を構築していきたい」と抱負を語っています。
Wevoxとは
次に、Wevoxの特徴について詳しく見ていきましょう。Wevoxは組織のエンゲージメントやカルチャーを多面から分析し、状況を可視化するプラットフォームです。導入した組織は、これまでに3,390以上、回答データは2億8,350万件を超えました。エンゲージメントを軸にしたパルスサーベイにより、組織内の状態を定期的に把握し適切なアクションにつなげることが可能となります。「たずねる→わかる→はなす→できる」といったプロセスを促進し、組織力を活かす手助けを行います。
アトラエとの協力
Wevoxの開発・提供を行っている株式会社アトラエは、今後ホーチキのエンゲージメント向上活動を支援する役割を担っています。アトラエは「テクノロジーによって人の可能性を拡げる」ことを企業理念として掲げ、その一環としてPeople Tech事業を展開しています。
まとめ
ホーチキが「Wevox」を導入した背景には、経営の効率化や社員の意識向上を図る意図があります。今後、社内における信頼関係が強化され、業績につながることに期待が持たれています。この新たな取り組みが、どのように企業文化や組織全体に変化をもたらすのか、今後の動向に注目です。