ジャングルデリバリー資金調達
2022-10-05 15:00:01

ジャングルデリバリー、オリーブ事業を拡大するための資金調達を実施

ジャングルデリバリーが進めるオリーブ事業



会社概要


株式会社ジャングルデリバリーは、群馬県館林市に本社を置き、2017年に設立されました。代表取締役社長の三田英彦氏のもと、同社は耕作放棄地を活用したオリーブ果樹栽培とその製品のEC販売を手掛けています。「千年続く、大地を創る」というミッションのもと、地域の耕作放棄地問題に対応するための持続可能なオリーブの生産を推進しています。

資金調達の背景と目的


最近、ジャングルデリバリーは「東和SBIお客様応援ファンド」を引受先とする第三者割当増資を行いました。この資金調達によって、オリーブを基にした商品開発の強化や、オリーブ栽培に精通した人材の採用に力を入れ、事業の拡大を目指していく方針です。

代表の三田氏は、耕作放棄地の増加に対して解決策を模索し、館林市内の耕作放棄地を利用したオリーブ事業をスタートさせました。これまでには、地域農家へのオリーブ植樹の指導、自社搾油所の設立、さらには搾油機の部品開発やオリーブ茶、オリーブオイルなどの製品化に注力してきました。今後、2030年までに関東圏でのオリーブ栽培を200ha規模に拡大し、8万本以上のオリーブの木を育てる計画があります。

新たなメンバーの招聘


今回の資金調達において、オリーブ栽培の専門家や技術者を新たに地元に招き入れることで、オリーブの栽培から搾油、さらにプロダクト開発に向けた取り組みを加速させる意向です。このような専門家を迎えることで、より高品質なオリーブ製品を生み出し、地域経済の活性化に寄与することを目指しています。

東和SBIお客様応援ファンドについて


ジャングルデリバリーが提携した「東和SBIお客様応援ファンド」は、群馬県前橋市に本店を置く株式会社東和銀行とSBIグループが共同で設立したファンドです。このファンドは、事業者の企業価値を高め、地域経済の持続可能な発展に貢献することを目的としています。ファンドを通じて、最先端の技術やノウハウを導入し、地域ビジネスを支援する役割を果たします。

NETSUGENの存在意義


ジャングルデリバリーは、群馬県庁32階に設置されたイノベーション支援拠点「NETSUGEN」を活用します。この拠点は、地域発の新ビジネスや地域づくりに挑戦する人々が集まり、アイデアを形にする場所です。デジタル技術を通じて地域課題を解決するためのアイデアや人材、知識が集まり、新たなイノベーションが生まれることが期待されています。

ジャングルデリバリーは、これからの事業展開を通じて、地域の耕作放棄地問題に真正面から取り組むとともに、持続可能なオリーブの生産と関連商品の開発に力を入れていくことで、地域経済に新しい息吹をもたらすことを目指しています。地域の農家、ビジネス関係者と連携し、共に発展していく姿勢が今後の活躍に大いに期待されます。

会社情報

会社名
株式会社ジャングルデリバリー
住所
群馬県館林市本町3-2-11
電話番号
0276-72-0380

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