クリクラ、バングラデシュの小学校にボトル寄贈!衛生教育支援で子供たちの未来をサポート
宅配水「クリクラ」を提供する株式会社ナックは、バングラデシュの小学校に衛生教育プログラムで使用されるボトルを寄贈しました。この取り組みは、ダッカ大学Latiful Bari教授との連携、そして現地のボランティアとの協力によって実現しました。
バングラデシュは高温多湿な気候のため、カビや細菌が繁殖しやすい環境です。上下水道などの衛生施設も十分に整備されていない現状では、衛生環境は深刻な課題となっています。さらに、人々の衛生意識や社会的な啓蒙活動の不足も、課題解決を阻む要因の一つとなっています。
この状況を改善するため、国際協力機構(JICA)は、バングラデシュの様々な課題克服に向けた支援を継続的に行っています。クリクラ商品部顧問である山庄司氏は、2022年11月よりJICAと協力し、「バングラデシュの小学校の食品衛生教育プログラム」の支援を開始しました。
今回のボトル寄贈は、山庄司氏とクリクラが共同で実現したもので、現地における手洗いの習慣普及を目指しています。クリクラボトルは、手洗い教育の教材として繰り返し使用できるよう、シリコンキャップを装着し、連続取水可能なようにキャップ部を改良されています。
寄贈されたボトルは、バングラデシュの40校に300セット届けられました。寄贈対象地域は、ディナジプール地区、ランプル地区、パトゥアカリ地区、マグラ地区、チュアダンガ地区、ネトロコナ地区など、辺鄙な村地域や僻地地域、沿岸地域、インドとの国境地域など、様々な地域にわたっています。
クリクラは、安全で高品質な水を届けるだけでなく、社会貢献活動にも積極的に取り組んでいます。今回のボトル寄贈は、子供たちの健康を守り、より良い未来を創造するためのクリクラの取り組みの一環として、大きな意義を持つと言えるでしょう。
クリクラの徹底した水質管理
クリクラは、安全・安心な水を届けるために、世界最高レベルの厳しい水質安全基準を定めています。その基準は56項目に及び、常に厳格な品質管理を行っています。
クリクラの取り組み
年に一度、専任のメンテナンススタッフによるサーバーメンテナンスを実施
ウォーターサーバーの見えないボトル差込口やタンクの内部まで徹底的に洗浄、殺菌
使用済みのサーバーを回収し、洗浄済みのサーバーに交換
カビが引き起こす健康リスク
ウォーターサーバー内でカビが発生すると、以下のような健康リスクがあります。
アレルギー反応の発症や既存のアレルギー症状の悪化
カビの胞子を吸い込むことによる呼吸器系の問題
カビが産生する有毒物質への曝露による健康被害
ウォーターサーバーの外面はもちろん、冷・温水コック、目に見えないボトル差込口、サーバー内部などにも細菌やカビが繁殖する可能性があります。特に、水受け皿には、水気のある場所に繁殖しやすい「ロドトルラ」(酵母菌によるピンク色の汚れ)が発生しやすいです。黒カビやロドトルラ、ススカビなども発生する可能性があり、アレルギー体質の方や乳幼児、高齢者、免疫力の低下した方に悪影響を及ぼすリスクが高まります。
ウォーターサーバー定期メンテナンスの重要性
サーバーを清潔に保つためには、年に一度のメンテナンスが不可欠です。メンテナンス済みのクリーンなサーバーと交換し、内部の清掃や消毒を徹底することで、水垢や汚れの蓄積を防ぎ、サーバー内の水の品質を維持することができます。ウォーターサーバーのメンテナンスは、安全で清潔な水を提供するために非常に重要なのです。
株式会社ナックについて
株式会社ナックは、1971年に創業し、「暮らしのお役立ち」を軸に事業を展開しています。ダスキン事業を中核とするレンタル事業に加え、宅配水事業(クリクラ)、建築コンサルティング事業、住宅事業、美容・健康事業など、幅広い分野で事業を展開しています。
クリクラについて
クリクラは、2002年に事業を開始し、安心・安全な水を届けることを理念としています。現在、約500拠点の配送ネットワークで、ご家庭やオフィスに直接製品を配送しています。環境に配慮したサステナブルなボトルの採用や輸送によるCO2削減、サーバーの100%リサイクルなど、循環型社会を目指した取り組みを行っています。
山庄司志朗氏 プロフィール
山庄司志朗氏は、株式会社ナッククリクラビジネスカンパニー商品部顧問を務めています。元静岡理工科大学物質生命科学科教授で、食中毒に関する研究など、長年食の安全に貢献してきました。