デジタルハリウッドが最新の映像制作環境を整備
デジタルハリウッド株式会社は、日本の映像制作教育の未来を切り開くべく、バーチャルプロダクション環境を新たに整えました。本社所在地である東京都千代田区を拠点に、教育関連の最新技術を導入することにより、リアルタイム合成を活用した映像制作を実現しています。
新しい撮影環境の整備
このバーチャルプロダクションの中核を成すのは、幅6.5m×高さ2.5mのLEDウォールと、映像入出力・制御システム、カメラトラッキングシステムです。特に、LEDウォールにはAbsen社のPL1.9 Pro V10を採用し、ピクセルピッチ1.9mmの高精細な映像表現を可能にしました。これにより、制作現場において、理想のイメージを確認しながら、即座に製作判断を行うことができます。
こうした環境は、撮影とポストプロダクション間の壁を取り払い、企画から演出、撮影、CGまでを同一の空間でリアルタイムで進行させることができ、効率的な制作プロセスを実現します。
次世代クリエイターの育成へ向けた教育プログラム
デジタルハリウッドは、実践教育においても、試行回数の増加や分野横断的なスキルの獲得を促すことで、学生たちの成長を支援しています。新たに加わったクリストファー ハンス エカート氏は、国際的な映像制作経験を持つVFXスーパーバイザーであり、バーチャルプロダクションとAI、3DCGなどの分野での教育を通じて、学生に最前線の技能を教授することに力を入れています。
エカート氏は20年以上の教育経験を有し、特にスーパーボウルCMといった高度な映像制作に関わってきた実績があります。彼の知見がデジタルハリウッドの学生たちにとって、価値ある財産となることでしょう。
今後の展望
デジタルハリウッドのバーチャルプロダクション環境は、映像産業における教育研究の新たな一歩です。実際の制作と最先端技術を活用した実践教育を通じて、クリエイター育成に寄与することが期待されています。
同社は、今後も全国に展開する「デジタルハリウッドSTUDIO」や、eラーニングを活かした「デジハリ・オンラインスクール」、さらには「確かに身につく」教育を目指したプロジェクトに取り組み続け、デジタルコンテンツ業界の発展に寄与していくでしょう。
デジタルハリウッドは、2024年に設立30周年を迎えるにあたり、その存在意義を再確認し、これからも時代の変化に応じた新しい教育の在り方を模索し続けていくことが求められます。今後も最新技術を駆使したクリエイティブな可能性を広げ、映像制作の新たなステージを切り拓くことでしょう。
お問い合わせ
デジタルハリウッドの施設についての詳細や見学希望は、以下の連絡先にて受け付けております。
デジタルハリウッド株式会社大学事業部産学官連携センター:池谷/沖
TEL:03-5297-5797