大鵬薬品の太陽光発電
2025-02-26 15:33:14

大鵬薬品の北島工場が大規模な太陽光発電を導入しカーボンニュートラルを推進

大鵬薬品、北島工場の太陽光発電設備が開設



大鵬薬品工業株式会社は、徳島県の北島工場において新たな太陽光発電設備を設けることを発表し、2025年2月からの稼働を予定しています。このプロジェクトは、エネルギー管理の統合を目指す大塚グループの一環として進められ、国内で最大規模となる太陽光発電システムです。

太陽光発電の規模と期待される効果



新設される設備は、6,336枚の太陽光パネルから構成され、年間約4,400MWhの電力を生み出すことが見込まれています。これにより、年間で1,880トンものCO2を削減できる見通しが立っています。これらの成果は、北島工場全体としては、導入したクリーンエネルギーの使用により、CO2排出量を53%も減少させることを意味します。

大鵬薬品のカーボンニュートラルへの取り組み



大鵬薬品は、カーボンニュートラルという目標を掲げ、すでに全ての工場及び研究所においてCO2フリー電力の導入を進めています。この取り組みは2021年9月に完了し、全オフィスで「グリーン電力証書」の活用を開始しています。今後も新たな太陽光発電設備の設置を通じて、より一層のカーボンニュートラル推進を図る計画です。

北島工場の歴史と今後のビジョン



北島工場は、2013年に抗がん剤の製造拠点として開設され、2016年には治験薬製造工場も設立されました。ここでの製造能力の向上は、大鵬薬品がグローバルなビジネスを展開する上で重要な役割を果たすでしょう。今後も製造施設の充実を目指し、環境負荷を最小限に抑えた持続可能な生産体制を確立することが求められます。

大塚グループの環境ビジョン



大塚グループは、2050年を見据えた「ネットゼロ」という環境ビジョンを持ち、事業活動に伴う全ての環境負荷をゼロにすることを目指しています。このためには、マテリアリティとして「地球環境への負荷低減」を掲げ、「カーボンニュートラル」、「サーキュラーエコノミー」、「ウォーターニュートラル」といった項目に関する中期目標を定め、グループ全体での取り組みを進めています。

まとめ



大鵬薬品が北島工場における太陽光発電の導入を進めることは、企業の環境への責任を果たすとともに、持続可能な未来へ向けた重要な一歩です。今後の展開にも注目が集まります。


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