就労移行ITスクール神戸三宮が迎えた1周年
兵庫県の神戸三宮に位置する「就労移行ITスクール神戸三宮」は、2024年8月1日をもって開所1周年を迎えました。このスクールは、障害を抱える方々がIT分野での就労を目指すための支援を行っており、様々なプログラムを通じて就職の実現に向けて尽力しています。
自己理解を深めるためのサポート
「就労移行ITスクール神戸三宮」で提供されているサービスの一つに、利用者の自己理解を促すための「セルフケア報告」があります。この制度により、利用者自身が日々の体調を把握し、適切な対策を講じることが可能になります。さらに、支援員は元介護職員や特別支援学級の教員など、多様なバックグラウンドを持ち、個別のサポートも行っています。これにより、利用者それぞれのニーズに応じたきめ細やかな支援を実現しています。
必須スキルを身につけるカリキュラム
IT業界で就職を果たすためには、必要なスキルを身につけることが不可欠です。「就労移行ITスクール神戸三宮」では、WordやExcelといった基本的なPCスキルから、ITパスポートやVBAなどのITスキルに関する訓練が充実しています。また、コミュニケーションスキルの向上を目指した訓練も行い、特に神戸の事業所では、動画制作会社出身の支援員による動画編集講座や、ウォーキング、季節に合わせたイベント、グループワークが盛り込まれています。これらの活動を通じて、利用者は楽しくスキルを磨くことができます。
独自の就職先開拓への取り組み
LOGZGROUPはまた、「障害者雇用クラウド」を利用して、様々な企業との連携を強化し、利用者に最適な就職先を開拓しています。求人企業選定においては、一般雇用と同等の条件を重視し、就職後の支援体制が充実していることも確認しています。このように、障害者雇用の実現に向けた手厚いサポートが整っています。
地域連携と今後の展望
就労移行ITスクール神戸三宮のスタッフは、地域社会との連携を強化することで、利用者の夢に寄り添った支援をしていくことが重要だと考えています。地域でのイベント参加や関連機関とのコラボレーションを通して、より多くの障害を持つ方が自分の希望に近づけるよう、戦略を練っています。これからも障害の有無に関わらず、誰もが自己実現できる社会を目指して活動を続けます。
スクール理念とLOGZGROUPの使命
「就労移行ITスクール神戸三宮」は、「障害」という線引きをなくし、全ての人が自分らしく生きられる社会を目指しています。この理念のもと、プログラミングやWebデザインといったITスキルに特化したカリキュラムを展開し、障害者の雇用機会を創出。LOGZGROUP株式会社は「LIFESTYLE INNOVATION」を掲げ、福祉事業やHR事業を通じて、全ての人が笑顔で生活できる社会の構築に取り組んでいます。
この1年間の取り組みを経て、更なる発展と成功を願い、「就労移行ITスクール神戸三宮」は、全力で障害を抱える方々の就労支援を続けます。