大崎町で未来の循環社会をデザインする「3-Day Designing Camp」
鹿児島県の大崎町は、リサイクル率日本一を誇る町として名を馳せています。特に、これまで16回も日本一の座を獲得し、「未来の社会に一番近いまち」として注目されています。そんな大崎町が、2025年に「3-Day Designing Camp」を開催することが決まりました。このイベントは、循環型社会の未来を地域とともに実践的にデザインするためのプログラムです。
3-Day Designing Campの目的
「3-Day Designing Camp」は、参加者がデザイン思考を用いて未来の循環型社会を学ぶことを目的としています。特に、「未来のサーキュラーヴィレッジはどのような姿をしているのか?」という問いを基に、参加者同士でアイデアを出し合います。大崎町の住民や専門家と協力しながら、物の循環だけではなく、「つながり」や「記憶」といった非物質的な要素も含めた実践的なアプローチを取ります。
参加者の体験
参加者は実際に大崎町に暮らす人々と交流し、地域のリアルな生活を実感することができます。それによって、未来に向けた循環型社会のビジョンを描き、初めの一歩となるプロトタイプを制作することが期待されています。
開催概要と申込方法
「3-Day Designing Camp」は、2025年10月24日から26日までの3日間、鹿児島県大崎町で開催されます。参加費は早割で158,000円、通常料金は198,000円(税別)で、交通費や宿泊費は自己負担となります。参加人数は15名で、地域参加者と合わせて約30名程度のプログラムになります。
行程
- - DAY 1 (10月24日): フィールドワークを通じて地域の生活を体感し、未来の循環社会を探ります。
- - DAY 2 (10月25日): ワークショップや対話会では、参加者が感じたことをシェアしつつ、未来のサーキュラーヴィレッジを描きます。
- - DAY 3 (10月26日): 参加者は制作したプロトタイプを発表し、地域や自身の未来とどのように繋がるかを考えます。
プロフェッショナルパートナーとの協力
本プログラムには多彩な専門家が参加し、参加者は彼らとの交流を通じてさらに深く学ぶことができます。人類学者の比嘉夏子氏や、デザインの専門家である石川俊祐氏などがアドバイザーとして関わります。
KESIKIの役割
KESIKIは、このプログラムのディレクションを手掛けており、地域社会の課題解決や価値の創造に向けた様々な活動を行っています。彼らは「優しさがめぐる経済」を目指し、地域との協業を大切にしています。
大崎町の魅力
大崎町は自然豊かなシラス台地が広がり、また温暖な気候と豊富な湧水による高品質な農畜産物の産地でもあります。SDGsを掲げ環境問題にも積極的に取り組んでおり、地域の未来を模索する場としても非常に魅力的です。
参加申込について
興味のある方は、7月11日に開催されるオンライン説明会に参加することもできます。具体的な申込方法や詳細に関しては、公式ウェブサイトをご確認ください。大崎町での3日間、循環型社会の未来を共に考える貴重な機会をお見逃しなく!