JTG証券、安定収入重視の投資家に最適な米国ETF7銘柄の取扱いを開始
JTG証券、安定収入重視の投資家に最適な米国ETF7銘柄の取扱いを開始
JTG証券は、ファースト・トラスト社が運用する「カバードコール戦略」を採用した米国ETF7銘柄の取扱いを開始しました。これは、安定的なインカムゲイン(定期的な収入)を重視する投資家にとって、魅力的な選択肢となるでしょう。
カバードコール戦略とは?
「カバードコール戦略」とは、原資産(株式など)を保有しながら、その原資産のコールオプション(買う権利)を売却する投資手法です。これにより、原資産の価格が上昇した場合の利益は限定されますが、オプション売却によって得られるプレミアム(収入)を定期的に得ることができ、安定したインカムゲインを目指せます。
提供される7銘柄の特徴
JTG証券が提供を開始した7銘柄は、それぞれ異なる投資対象と戦略を採用しています。具体的には、ダウの犬10銘柄、中小型株、大型株、NASDAQ100、金、S&P500配当貴族、増配アチーバーズなど、多様なポートフォリオ構築を可能にするラインナップです。それぞれの特徴を簡単にまとめると以下のようになります。
DOGG(FT Vest ダウの犬10 ターゲットインカムETF): ダウ・ジョーンズ工業株30種平均で配当利回りが高い10銘柄(ダウの犬)を対象に、年間配当利回りを約8%上回ることを目指します。
SDVD(FT Vest 中小型株増配アチーバーズ ターゲットインカムETF): 中小型株増配アチーバーズを対象に、ラッセル2000指数の年間配当利回りを約8%上回ることを目指します。
FTHI(ファーストトラストバイライトインカムETF): 米国上場大型株とS&P500指数コールオプションの売却で、分配金の獲得とキャピタルゲインを目指します。
FTQI(ファーストトラストナスダックバイライトインカムETF): 米国上場大型株とNASDAQ100指数コールオプションの売却で、インカム収益の獲得を目指します。
IGLD(FTVestゴールド戦略ターゲットインカムETF): 安定資産である金に投資し、継続的なインカム収益獲得を目指します。
KNG(FTVestS&P500配当貴族ターゲットインカムETF): S&P500配当貴族を対象に、S&P500指数の年間配当利回りを約8%上回ることを目指します。
* RDVI(FTVest増配アチーバーズターゲットインカムETF): 増配アチーバーズを対象に、S&P500指数の年間配当利回りを約8%上回ることを目指します。
これらのETFは、米国市場の動向に左右されますが、カバードコール戦略によって、価格変動リスクをある程度軽減しながら安定的なインカムゲインを目指すことができます。
ファースト・トラスト社について
ファースト・トラスト社は、1991年設立の米国大手ETF運用会社です。運用資産残高は2024年10月末時点で2,452億米ドル(約37兆円)に達し、バロンズ・ベストファンドファミリー・ランキングの株式部門で2018年と2019年にNo.1を獲得するなど、高い実績を誇ります。
投資リスクについて
カバードコール戦略には、原資産の下落リスクや上昇益が限定されるリスクがあります。投資を行う前に、必ず契約締結前交付書面や目論見書をよく読んで、リスクを十分に理解する必要があります。
JTG証券について
JTG証券は、創業60年以上の歴史を持つ証券会社で、2022年にJトラスト株式会社グループの一員となりました。 「お客さまをはじめとするすべてのステークホルダーから信頼され、金融機関として持続的に社会に貢献できる会社を目指す」という理念を掲げ、多様な投資機会を提供することで顧客の資産形成を支援しています。
まとめ
JTG証券が提供を開始したカバードコール戦略を採用した米国ETFは、安定的なインカムゲインを求める投資家にとって魅力的な選択肢と言えるでしょう。ただし、投資には必ずリスクが伴いますので、投資する前に十分な情報収集とリスク管理を行うことが重要です。
会社情報
- 会社名
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Jトラストグローバル証券株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区恵比寿4丁目20番3号恵比寿ガーデンプレイスタワー7階
- 電話番号
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