800Gbps通信サービス開始
2024-11-18 15:23:01

世界最高峰!800Gbps通信サービス「All-Photonics Connect」提供開始

世界最高峰の通信速度を実現!800Gbps帯域保証型サービス「All-Photonics Connect」登場



NTT東日本とNTT西日本は、ユーザー拠点間通信において世界最高水準となる最大800Gbpsの帯域を保証する画期的な通信サービス「All-Photonics Connect powered by IOWN」の提供を開始しました。このサービスは、光(フォトニクス)技術を基盤とした革新的なネットワーク「APN(All-Photonics Network)」を活用し、従来の電子(エレクトロニクス)ベースのネットワークを圧倒的に凌駕する性能を実現しています。

従来技術との比較:圧倒的な高速性と低遅延



「All-Photonics Connect」は、伝送容量を従来の125倍、遅延を1/200、電力効率を100倍に向上させることを目標に開発されました。これにより、大容量データの高速伝送やリアルタイム性の高いアプリケーションに最適な環境を提供します。特に、遅延の少なさと信号の安定性(ゆらぎゼロ)は、高精細映像伝送や遠隔医療など、リアルタイム性が求められる分野において大きなアドバンテージとなります。

3つの大きな特長



このサービスの特長は下記3点に集約されます。

1. 世界最高水準の帯域幅: 最大800Gbpsの帯域幅を保証することで、膨大なデータ量を高速に処理できます。これは、複数の100Gbps以上の回線を束ねたもの。
2. 広域エリア対応: 主要都市間を網羅した広範囲なエリアでサービスを提供。サービス提供エリア内の2拠点であれば、どこでも接続が可能です。
3. 柔軟なインターフェースと省電力化: 従来のOTU4インターフェースに加え、イーサネット(100GBASE-LR4、400GBASE-FR4/LR4)にも対応。さらに、NTT局舎への終端装置設置により、顧客拠点の省スペース化と最大940Wの電力削減を実現しました。

幅広い活用シーン:未来社会を支えるインフラ



「All-Photonics Connect」は、様々な分野で活用が期待されています。

データセンター間接続: 都市部と郊外に分散配置されたデータセンターを高速かつ低遅延で接続することで、データ処理の分散化、電力消費の効率化、コスト削減を実現します。
通信キャリアのバックボーンネットワーク: 高品質なデータ伝送を可能にし、エンドユーザーへの快適な通信サービス提供に貢献します。
放送用途: 高精細映像の非圧縮伝送、複数映像の同時伝送、リアルタイムな双方向映像伝送を実現。放送品質向上や新しいプロダクション設備設計に役立ちます。スポーツ中継やリモート制作における臨場感の向上も期待できます。
遠隔医療: 高精細映像伝送と低遅延通信により、オンライン診療や遠隔手術などの質を高め、医療格差の解消や医療従事者不足の緩和に貢献します。

未来への展望:更なる高速化とエリア拡大



NTT東日本とNTT西日本は、今後「All-Photonics Connect」の更なる高速化とエリア拡大を進めていきます。2025年開催の日本国際博覧会(大阪・関西万博)の夢洲会場でも、本サービスの提供が予定されています。増大するデータトラフィックへの対応と、市場ニーズへの柔軟な対応を両立することで、未来社会の高度な情報通信インフラを支えていきます。

お問い合わせ



サービスの詳細については、NTT東日本、NTT西日本の営業担当または公式ウェブサイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
東日本電信電話株式会社
住所
東京都新宿区西新宿3-19-2
電話番号

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