地域貢献活動の賞
2022-09-13 09:20:02
宇都宮大学が地域貢献を評価、特別支援学校生徒に賞を授与
宇都宮大学が特別支援学校の高校生に表彰状を授与
2022年9月9日、日光市足尾町の渡良瀬川最上流にある松木川の砂防事業エリアで、宇都宮大学地域デザイン科学部が特別支援学校の高校生たちに「社会貢献賞」を授与しました。これは、地域貢献の一環として行われた植樹活動に対する感謝と評価を込めたものです。
地域への貢献と植樹活動の実施
宇都宮大学地域デザイン科学部には、地域貢献活動を表彰する独自の制度があります。このたびの表彰は、昨年から大学の調査研究活動に協力してくれた特別支援学校の高校生たちが対象です。それぞれの生徒が一丸となって植樹活動を行い、表彰式では笑顔があふれる温かな時間が流れました。表彰式では、地域デザイン科学部の学生が代表者に表彰状を手渡すシーンが印象的でした。
自然環境を守る砂防事業
植樹活動の舞台となった松木川は、川流域を守るための砂防事業が行われている場所です。この事業は、国土交通省と地域が協力して進められており、山林や河川の保護と復旧を図っています。歴史的に見ると、過去には緑が失われていましたが、地道な取り組みの結果、徐々に自然が回復しつつあります。参加者たちは、その一翼を担えることに誇りを感じていました。
体験を通じた学びと貢献
植樹活動は「体験植樹」として実施され、事前の準備作業が重要でした。下草の刈り取りや苗木の準備、天候のチェックなど、地道な努力が必要でした。このような環境学習プログラムに大学生と高校生が共に参加し、地域貢献の楽しさを分かち合いました。それにより、世代を超えた交流が生まれ、心が重なり合う体験が広がりました。
表彰と未来への期待
植樹活動を終えた後、特別支援学校の生徒たちは国土交通省からダムカードを受け取り、宇都宮大学からは表彰状を手渡されました。多くの参加者にとって、この表彰は努力の証としての意味を持ち、地域貢献の大切さが再確認されました。植えた苗木は、将来的に成長していくことが期待されており、地域の緑化にも寄与します。
まとめ
このような連携を通じて、宇都宮大学地域デザイン科学部は、地域貢献活動のさらなる価値を見出し、育成に貢献できるよう取り組んでいく考えです。今後も地域の課題解決や持続可能な社会の実現に寄与するため、大学と地域が協力し続けることが求められています。
会社情報
- 会社名
-
国立大学法人宇都宮大学 地域デザイン科学部
- 住所
- 栃木県宇都宮市峰町350
- 電話番号
-
028-649-8172