岐阜の酒蔵武内酒造が季節限定の新酒を発表

武内酒造が提供する新たな日本酒の楽しみ

岐阜県大垣市に位置する武内合資会社は、創業から280年の歴史を誇る酒蔵です。今年も、毎年好評を博している季節限定酒『美濃紅梅ひやおろし純米吟醸一回火入れ』を8月25日から数量限定で販売します。

伝統と季節感を届ける新酒

『美濃紅梅ひやおろし』は、春に絞った新酒を夏の間にじっくりと熟成させ、自然に冷えた秋の時期に出荷されます。このプロセスにより、まろやかで深い味わいが楽しめる逸品となっており、毎年多くの支持を得ています。720mlの瓶で価格は1,760円（税込）で、蔵元直販店やオンラインショップを通じて手に入れることができます。

初のクラウドファンディング挑戦

武内酒造は、今新たな挑戦としてクラウドファンディングサイト「Makuake」において、限定の生どぶろく『城下のどぶろく』のプロジェクトを開始しました。このプロジェクトは開始から4時間半で目標金額を達成し、既に多くの支持を集めています。価格は1,650円（税込）で、600mlの生どぶろくは、米の甘味と酸味のバランスが絶妙な一杯に仕上がっています。

武内酒造の魅力

創業1744年、武内酒造は「良酒醸成」を掲げ、常に高品質な日本酒を提供することを信念としています。代表銘柄『御幸鶴』は国内外の酒コンテストで多くの賞を受賞し、フルーティーな吟醸香と透明感のある口当たりで評判です。

他にも『大垣城』『一滴千山』など多様な銘柄が揃い、地域の特色を引き出した酒造りが実践されています。特に『一滴千山』は、軽やかな酸味とバランスのとれた味が魅力で、多くのお客様に愛されています。

地域と共に歩む酒造り

武内酒造の酒造りは、岐阜県大垣市の恵まれた自然環境を背景に育まれています。土地の水質や気候を最大限に活かし、伝統的な製法で丁寧に造られる日本酒は、地元の人々のみならず、訪れる観光客にも人気です。2025年にはさらに多くのイベントに出展し、地域の魅力を広める予定です。日本の発酵文化をより多くの方々に伝えることが、今後の目標です。