ブルームバーグとTwitter連携
2015-09-17 16:50:14

ブルームバーグ、ツイッターとデータライセンス契約締結で金融情報アクセス強化

ブルームバーグとツイッター、データ連携で金融情報アクセス強化



2015年9月、ブルームバーグはツイッター社と長期的なデータライセンス契約を締結したと発表しました。この契約によって、ブルームバーグのプロフェッショナルサービス利用者は、ソーシャルメディア上で配信される金融関連情報を、これまで以上に効率的に収集・分析できるようになります。

リアルタイム情報へのアクセス向上



ブルームバーグのプロダクト部門グローバルヘッド、ベン・マクドナルド氏は、この連携について次のように説明しています。「お客様から、ツイッターは市場の動向を示す前兆となるトレンドや速報、市場の心理の変化をいち早く捉えるのに役立つという声が多数寄せられていました。今回の契約により、ツイッターからのリアルタイム情報を業務プロセスに統合することで、データへのアクセス性を高め、迅速な情報収集と、重要なニュースやトレンドへの迅速な対応が可能になります。」

Quad Capital社のトレーダー、デイブ・グリーンバーガー氏は、ツイッターの重要性と、ブルームバーグによる情報検索効率化の効果について、次のように述べています。「ツイッターは有益な情報を発信し、市場にも大きな影響を与えます。私たちにとって不可欠なツールです。ブルームバーグは、その膨大な情報の中から必要な情報を効率的に探し出すための、重要な基盤となります。」

金融業界におけるツイッターの重要性



ツイッター社のバイスプレジデント、クリス・ムーディー氏は、この契約締結について、「ブルームバーグは30年以上にわたり、リアルタイムの情報提供において圧倒的なリーダーシップを確立してきました。今回の契約は、投資や取引の意思決定において、ツイッターの重要性が増していることを明確に示しています。金融サービス業界でツイッターのデータ利用が進むにつれ、ブルームバーグのプロフェッショナルサービスを通じたツイッターの情報へのアクセスは、さらに増加していくでしょう。」とコメントしています。

ブルームバーグの取り組み



ブルームバーグは、2013年4月に米国証券取引委員会が企業によるソーシャルメディアでの情報開示を認めて以降、いち早くツイートを統合した金融情報プラットフォームを構築しました。以来、ソーシャルメディアを活用した情報提供を継続的に進化させています。

ブルームバーグのプロフェッショナルサービスは、ツイッター上の金融関連ニュースを分析し、チャートに組み込み、ブルームバーグインスタントメッセージやブルームバーグリンクを通じて情報を共有します。これらの機能はデスクトップとモバイルの両方で利用可能です。

ブルームバーグについて



ブルームバーグは、情報提供を通じて資本市場の透明性を高めることを使命として設立されました。現在、世界192カ所、73カ国で1万5500人の従業員が働いており、革新的なテクノロジーを基盤に、データ、ニュース、分析機能を迅速かつ正確に配信しています。ブルームバーグ・プロフェッショナルサービスは、世界中で32万人以上のユーザーにリアルタイムの金融情報を提供しています。

まとめ



ブルームバーグとツイッターのデータライセンス契約締結は、金融情報へのアクセスを劇的に向上させ、投資家の意思決定を支援する画期的な取り組みと言えます。リアルタイム性の高い情報収集と分析が可能になり、市場の変化への迅速な対応が求められる現代の金融市場において、大きな影響を与えるものと期待されます。

会社情報

会社名
ブルームバーグ エル・ピー
住所
東京都千代田区丸の内2-4-1丸の内ビルディング21
電話番号
03-3201-8900

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