熊本工場の快挙
2025-10-15 15:24:14

熊本の工場「DEAI」が最優秀賞を受賞した瞬間の感動

熊本の縫製工場「DEAI」が受賞した「The CRAFTSMANSHIP AWARDS 2025」



先日、熊本を拠点とする縫製工場「DEAI(デ・アイ)」が、注目のファッションブランド「ファクトリエ」が主催する「The CRAFTSMANSHIP AWARDS 2025」において最優秀賞を受賞しました。このアワードは、全国のアパレル工場の中からお客様の投票によって選ばれた優れた商品と製造者を称えるもので、多くの工場が参加しました。

ファクトリエとクラフトマンシップアワードとは?


ファクトリエは、2012年に創業されたメイドインジャパンのファッションブランドで、日本のアパレル工場と直接提携し、高品質な商品を提供しています。特に、今回のアワードは工場にとって「お客様の声」を直接伝えることを目的とし、モノづくりの現場に多大な刺激を与える機会となります。各部門別に大賞が設けられ、「Best Buy」「Best Gift」「Re-Arrival」「Staff Real Buy」の4つの部門から受賞工場を選出。

最優秀賞の栄光!「DEAI」の思想


今回の最優秀賞を受賞した「DEAI」は、熊本県の球磨郡あさぎり町にある縫製工場で、現在14名のスタッフが運営しています。代表の出樋敏宏氏は、「本当に驚いています。ありがとうございます」と受賞の喜びを語り、社員が一丸となってこの賞を目指してきたことを振り返りました。彼の工場は、一人の職人が一着を仕上げるという仕組みを取っており、技術力を大切にしています。

アワードと文化祭の開催


このアワードは2025年8月に投票が行われ、10月3日には東京ミッドタウン八重洲で「ものづくり文化祭2025」が開催されました。このイベントでは、全国から約30のアパレル工場が集まり、互いの技術や製品について意見を交わし、和気あいあいとした雰囲気の中行われました。そして、受賞式ではファクトリエの代表である山田敏夫氏が、受賞工場の社長に表彰状を手渡し、感謝の意を表しました。

工場の皆さんの声を届ける大切さ


ファクトリエの山田氏は、受賞工場の「初めて報われた気がしました」という言葉が印象に残ったと語っています。これまで表舞台に立つことの少なかった工場が、今回の受賞を通じて新たな評価を受け、そのモチベーションが高まることを期待しているとのことです。加えて、授賞式には「現代の名工」に選ばれた稲荷田征先生も参加し、受賞工場の生産体制が理想的であると称賛しました。

今後の展望とファクトリエの役割


ファクトリエは今後も日本製ファッションの魅力を国内外に発信し続け、工場と共に歩んでいく姿勢を貫いていくとのことです。アパレル産業の国産比率が減少している中、工場に直接お客様の声を届けることで、モノづくりの現場を活性化させたいとしています。「The CRAFTSMANSHIP AWARDS」は、単なるアワードには留まらず、これからの日本のものづくりを支え続ける重要な取り組みであることを示しています。ファクトリエの活動は、まさに日本の伝統的な産業を守る力強い道筋となることでしょう。これからも工場と一緒に、ものづくりの重要性と感動を分かち合っていきたいとの思いが込められています。

まとめ


「DEAI」の受賞によって、再び注目を集める日本製アパレル。ファクトリエはこれからも多くの人々に支持される工場を巡る旅を続け、真の価値が生まれる場所を大切にしていくことでしょう。日本のものづくりを支えるこのアワードの意義を共に確認し、次のステップへと進んでいく姿勢に注目です。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

会社情報

会社名
ライフスタイルアクセント株式会社
住所
熊本県熊本市中央区手取本町4-7
電話番号
070-5462-3483

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。