北九州市立大と扶桑社
2024-07-25 15:24:39

北九州市立大学と扶桑社が地域創生で手を組み、未来の人材育成を目指す

北九州市立大学と扶桑社の新たな連携に迫る



北九州市立大学地域創生学群と株式会社扶桑社が、地域創生に向けた幅広い活動のための包括連携協定を締結しました。この提携は、地域の課題を解決するためのモデルを新たに築く重要な一歩となります。

北九州市立大学の地域創生学群は、学群長である西田心平氏のもと、地域共生教育を通じて学生の学びを深めることに力を入れています。西田学群長は、この包括連携協定の意義について「地域創生学群では、北九州というフィールドを基盤に、様々な地域の課題解決に取り組むことを目指しています。扶桑社との協定を活用し、幅広い情報やコンテンツを扱うことで、地域創生学群と北九州市立大学のブランド向上に寄与したい」と述べています。

扶桑社の秋尾弘史社長も、提携の意義を強調。「多くの学生が地域課題に向き合う北九州市立大学との連携には、大きな価値があると認識しています。学生たちとともにシティプロモーションの新しい形を模索し、全国の自治体が直面する課題解決に貢献できる場となることを願っています」と語りました。

この調印式の後には、大学生と扶桑社の社員との交流会があり、学生は取材や執筆、出版事業について質問をし、秋尾社長が自身の経験に基づいてそれに答える場面も見られました。このような相互の理解が深まる交流は、今後の活動にも大いに関わってくるでしょう。

更に、北九州市立大学は7月末にオンラインでの記事執筆に関するセミナーを予定しています。扶桑社が発行する「地方創生&多文化共生マガジンカラふる」の記事執筆実習も行う計画です。これは学生にとって、実践的なスキルを身につける良い機会となるでしょう。

北九州市立大学は、外国語学部・経済学部・文学部・法学部・地域創生学群・国際環境工学部の5学部1学群から成る総合大学です。小倉北区・北方キャンパスと若松区・ひびきのキャンパスに、文系および理系の様々な学部と大学院研究科があります。2009年に地域創生学群が新設されて以来、多くの地域課題に取り組む人材を輩出しています。

一方、扶桑社はフジサンケイグループに属する出版社で、書籍や雑誌、ウェブメディアの制作・運営を行っています。地方創生プロジェクトを2017年に発足し、2023年には地域創生事業部として独立。全国の自治体のシティプロモーション業務を手掛けるなど、その活動は幅広く展開されています。

今回の協定によって、北九州市立大学と扶桑社は互いに成長しながら地域発展に寄与することを目指しています。学生の視点を生かした新しいアプローチで、地域課題に立ち向かう姿勢が注目されます。


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会社情報

会社名
株式会社扶桑社
住所
東京都港区海岸1-2-20汐留ビルディング19F
電話番号

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