ナウキャストが大和アセットマネジメント専用の生成AIアプリ「DAM-AICore」を開発
株式会社ナウキャストは、新たな金融インフラを通じて、組込型金融の実現を目指しています。この度、大和アセットマネジメントのために、社員専用の生成AIアプリケーション「DAM-AICore」を開発しました。このアプリを使用することで、大和アセットマネジメントのデジタルトランスフォーメーション(DX)が促進されることを期待しています。
開発の背景と目的
近年、金融業界では生成AIの導入が進み、それに伴う業務効率化へのニーズが高まっています。大和アセットマネジメントも、特に運用、営業、ミドルバックなどの業務で生成AIを活用することを検討していました。ナウキャストはこうしたニーズを受け、生成AIとデータを駆使して企業のDXを支援するデータAIソリューションを提供してきた実績があります。
同社の強みにより、金融機関特有のセキュリティ基準に従ったシステム開発が可能であり、これが大和アセットマネジメントとの連携を後押ししました。様々な業界での経験を生かし、今回は社員専用アプリケーションの開発とデータ基盤の構築を推進することとなったのです。
「DAM-AICore」の特徴と機能
「DAM-AICore」は、大和アセットマネジメントの社員専用に設計された生成AIアプリケーションです。このアプリでは、OpenAIのGPTシリーズやAnthropicのClaudeシリーズなど、複数の生成AIサービスを利用可能です。特に、AWS環境上に構築されているため、ユーザーインターフェースや機能のカスタマイズが豊富で、さまざまな業務に対応しています。
搭載機能には、URLの読み込み、データ分析、各種ファイルのアップロード、プロンプトライブラリ、ドキュメントレビューが含まれています。加えて、業界特有の業務に特化した機能も現在開発中です。2025年の10月に開発が開始され、同年12月からは全社員約700名への展開が予定されています。
データ基盤の構築と連携
ナウキャストは、アプリの背景にあるデータ基盤の構築にも注力しています。「Snowflake」をベースにしたAI-Readyなデータ基盤が整備され、内外のデータが効率的に活用できる状態になることで、アプリの精度の向上に寄与します。また、大和アセットマネジメントが利用するクラウドストレージ「Box」とも連携させ、データの横断的な利用を実現します。
今後の展望
ナウキャストは、「DAM-AICore」へのフィードバックを元に、今後も資産運用業務に特有の課題を解決するための機能を拡充していく予定です。生成AIとデータ基盤の相乗効果を活かして、さらなるDX推進に寄与し続けます。
参考情報
ナウキャストが提供する生成AIソリューションは、企業の多様なニーズに対応しています。カスタマイズ性を重視した独自の生成AI環境を展開し、各社の特性に合わせたソリューションの開発が可能です。また、業務の支援だけでなく、伴走型のコンサルティングサービスも提供し、顧客ニーズに応じた多様な支援を続けているのが特長です。
ナウキャストは、企業のDXを支える強力なパートナーとして、今後も進化を続けていきます。