阪急、フィリピンLRT1支援
2024-06-27 01:38:56

阪急電鉄、フィリピンLRT1号線事業に技術支援!日本のノウハウでマニラ首都圏の交通網を強化

阪急電鉄は、フィリピン・マニラの都市旅客鉄道Manila Light Rail Transit System Line1(LRT1号線)の運営・保守事業を行うLight Rail Manila Corporation(LRMC社)および住友商事との間で、LRT1号線事業への技術支援を行うための覚書を締結しました。

この覚書は、2024年5月7日に発表された、LRMC社の株式の一部を阪急電鉄が住友商事から譲受する契約に関連して締結されたものです。阪急電鉄は、日本の大手民鉄として初めて海外鉄道事業に本格参入することとなり、これまで国内で培ってきた鉄道の運営・保守の実績と経験を活かして、LRT1号線の運営・保守に関する改善の提案や、新技術およびノウハウの導入に必要な情報の提供など、鉄道事業に係る技術支援を展開していくことを企図しています。

今後は、LRMC社への技術支援を通じて、LRT1号線の利便性・安全性やサービスレベルのさらなる向上に取り組むことで、マニラ首都圏の交通ネットワーク強化に貢献するとともに、道路交通渋滞の緩和等の都市問題・環境問題の解決にも寄与していきたいと考えております。
阪急電鉄がフィリピン・マニラのLRT1号線事業に技術支援を行うことは、日本の鉄道技術力の海外展開という点で大きな意義を持つと言えるでしょう。これまで国内で培ってきた豊富な経験とノウハウをフィリピンに提供することで、LRT1号線の利便性向上や安全性の強化に貢献できるだけでなく、マニラ首都圏の交通ネットワーク強化や都市問題・環境問題の解決にも貢献することが期待されます。

日本の鉄道技術は世界的に高い評価を受けており、海外からの関心も高まっています。今回の阪急電鉄の取り組みは、日本の鉄道技術が海外でどのように活用されていくのか、その可能性を示すものと言えるでしょう。今後の展開に注目したいです。

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