S-Startups認定企業の特典延長
2023-08-31 11:00:03
渋谷区S-Startups認定企業の特典提供期間が1年に延長!
渋谷区S-Startups認定企業特典期間が延長
2022年12月にスタートしたS-Startupsプログラムでは、厳格な審査を経て6社が認定を受けました。このたび、これら認定企業からのフィードバックを基に、特典提供期間が従来の半年から1年へと延長されることが決定しました。これは、スタートアップの成長を意図した重要な措置です。
対象の企業には、株式会社ファミワンや株式会社シーテックヒロシマ、ノバルス株式会社、株式会社NERON、株式会社JOYCLE、株式会社SORA technologyという多様な企業が含まれており、それぞれが独自のビジョンとプロジェクトを持っています。
特典の内容
特典には、渋谷区を含む自治体との実証実験機会の整備や、他のSSD会員企業とのコラボレーション、さらには海外のスタートアップや支援機関とのネットワーキング機会が含まれます。この他、労務や人事の専門家からのサポートや、ホームページデザインなどの伴走型支援、PR相談などの追加特典も検討されています。
SSDは、スタートアップ企業が挑戦を続けやすい環境作りを目指し、これらの取り組みに対するコミットメントを強化していく方針です。特に今後の成長戦略においては、戦略的な支援によるシナジー効果の最大化が期待されています。
期待される影響
渋谷区は、世界に誇るスタートアップエコシステムの構築を進めており、S-Startupsプログラムの延長は、その一環として位置付けられます。田坂克郎氏が指摘するように、スタートアップビザの取得支援や多種多様な企業とのコラボレーションの場が、今後の成長を加速させる要因となるでしょう。
実際に参加する各企業からも、そのメリットを実感しています。例えば、株式会社ファミワンの石川勇介代表取締役は、行政との距離が近く、柔軟に相談できる環境が助けになっていると述べています。また、株式会社シーテックヒロシマの樗木勇人代表取締役も、渋谷での拠点設置が他企業との連携を深める機会になったと語っています。
ノバルス株式会社の岡部顕宏氏は、実証実験の推進に向けた援助が今後も続くことに感謝を示し、さらに進化するサービス開発を期待しています。メンタルヘルス分野で革新を追求する株式会社NERONの長﨑恭久氏も、S-Startupsの支援を通じてチームの信用力が高まったことを強調しました。
S-Startupsの目的
S-Startupsプログラムは、渋谷からスタートする多様なスタートアップ企業の挑戦を支援する制度です。全ての企業が新しい価値を市場に提供し、成長できるように作られたこのプログラムは、各企業のポテンシャルを引き出す重要な舞台となるでしょう。
これからもS-Startups認定企業の活動に注目が集まり、彼らの成長が地域経済や社会全体に良い影響を与えることが期待されます。渋谷区のスタートアップ支援の取り組みが、今後も多くの企業を牽引していくことでしょう。
会社情報
- 会社名
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渋谷区
- 住所
- 東京都渋谷区宇田川町1-1
- 電話番号
-
03-3463-1211