全国に広がる日本ドローンレース協会の新支部発足

ドローンレースの広まりが加速

一般社団法人日本ドローンレース協会（JDRA）が、関西、四国、東北の各地域に新たな支部を設立したことを発表しました。この新しい支部の設立は、全国のドローンレース業界における発展や人材の育成を促進し、さらなる裾野の拡大を目指すものとなります。

新たな支部の詳細

JDRAの新支部として、関西支部、東北支部、四国支部の3つが設立され、それぞれに支部長が任命されました。具体的には、関西支部の支部長はカイトコーポレーション株式会社の山崎鉄兵氏、東北支部は東北ドローンレース倶楽部の加藤和幸氏、四国支部は四国ドローンレース協会の渡邊槙太郎氏が選ばれました。この新たな体制によって、各地域でのドローンレース活動が活発化し、参加者の増加が期待されています。

ドローンレースの魅力

JDRAはこれまで数々のドローンレース、体験会、講習会を実施してきました。特に、2016年に行ったJapan Drone Nationalsでは、1766人という国内最大の観客動員数を記録し、その高満足度からもドローンレースが広く受け入れられていることが伺えます。

今後もJDRAでは、各地でのイベントを通じてドローンレースの魅力を広げ、新たなスポーツエンターテイメントとしての地位確立を目指していきます。

今後の展望

また、JDRAは今後さらなる支部の設立を予定しており、中国、九州、北海道、北陸、沖縄、東海などの地域にも支部を進めていくとのことです。このような動きにより、日本全国でドローンパイロットが気軽に参加できる環境が整い、ドローンレース人口の増加が見込まれています。

全国ドローンレース選手権の開催

新しい支部の発足を記念し、JDRAは「全国ドローンレース選手権」を開催します。関東、関西、東北、四国の4エリアで同日開催を行い、同一コースレイアウトで競技を行います。この試みは国内外で初めてのもので、各エリア間でタイムの共有が可能となるため、全国的な対抗意識が生まれることになるでしょう。

このイベントは2016年12月11日（日）に行われる予定で、関心を持つ方々にとって注目の機会となるでしょう。今後の詳細についてはJDRAの公式ウェブサイトやSNSにて随時発表されます。