能登復興募金の冊子
2024-04-11 10:10:02
令和6年能登半島地震復興支援募金プロジェクトの展開と冊子『ノトアリテ』
能登半島地震復興支援募金プロジェクト
令和6年に発生した能登半島地震により被災された方々に心からお見舞い申し上げます。しかし、復興の歩みを支えるための取り組みが進行中です。高校生が中心となって行う「聞き書き」活動を実施しているNPO法人共存の森ネットワークと一般社団法人くくむが、復興支援の一環として特別な募金プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトに参加し、500円以上を寄付された方には、能登の里山里海とその伝統産業の魅力を感じられる冊子『ノトアリテ』が送られます。
再編集された『ノトアリテ』の魅力
『ノトアリテ』には、2012年から2022年に渡る能登半島での取材から生まれた「聞き書き作品」を再編集したものが掲載されています。高校生たちが取材した歴史的な言葉に触れることで、私たちは能登の厳しさと豊かさを再認識できます。冊子を通じて、震災後の能登の人々の優しさや力強さが伝わってきます。
内容の紹介
この冊子には、能登の自然や文化に根ざした21人の「名人」の話が紹介されており、漁師や林業家、伝統工芸職人たちがその技と情熱を語ります。そして、阿部健一教授や南谷美有さんなどのエッセイも収められています。能登での生活そこで紡がれる文化と営みが、写真家・仁科勝介氏の美しい風景写真と共に表現され、ページをめくるたびに新たな発見があります。
寄付とプロジェクトの意義
本プロジェクトで集められた寄付金は、NPOを通じて全額が石川県へ送られます。寄付を行うことで、直接的に復興施策に貢献できるこの機会は、私たちにできる支援の一形態です。また、冊子を通じて、能登との深いつながりを築くことができるのも嬉しいポイントです。
参加方法と今後の展開
『ノトアリテ』は、発行日が2024年3月29日で、80ページの内容でA5サイズで仕上げられます。お手元に届けられる前に、ぜひプロジェクトに賛同し、寄付を検討してみてください。
さらに、このプロジェクトはもっと多くの人々の参加を呼びかけています。個人や企業はもちろん、能登半島を知ってもらうイベントも今後行われる予定です。詳細はSNS等で随時情報を更新します。
一般社団法人くくむの役割
今回のプロジェクトを推進する一般社団法人くくむは、地域の文化資本を見出し、それを活かした新しい文化づくりの実践を行っています。若手メンバーが中心となり、デザインやリサーチの領域で地域について深く掘り下げた提案を行うことで、地域の魅力を再構築しています。
若者がつなぐ地域
若者の視点を取り入れ、能登という地域の魅力を再発見する試みは、震災後の復興にも繋がり、多くの人々が能登の地へ思いを寄せるきっかけとなります。「聞き書き甲子園」で見られるように、高校生主導のこのような活動は、地域の未来を担う若者たちによってさらに深化していくでしょう。能登の人々と自然の豊かさを感じながら、彼らの生活と文化と繋がることを期待します。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人くくむ
- 住所
- 神奈川県横浜市保土ケ谷区宮田町2-173
- 電話番号
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