深川製磁の新たな魅力を発見できるティー&ギャラリー
有田焼の伝統と洗練されたデザインが際立つティー&ギャラリー「FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN&TEA」が、東京・赤坂の東京ミッドタウンにオープンしました。この新しいスポットでは、深川製磁が誇る美しい器を実際に手に取り、その魅力を体験することができます。
食を際立たせる上質な器の数々
テーブルウェアとしての機能だけでなく、視覚的な美しさにもこだわり、職人が一つ一つ丁寧に作り上げた深川様式の器がここに集結しています。特に、店内で提供されるスイーツは、有機素材を使用した「shodai bio nature」とのコラボレーションによって生まれたもの。その一品一品が、深川製磁の器と組み合わさることで、食の楽しみを最大限に引き立てます。
ゆったりとした空間での優雅なひととき
店内はソファ席とカウンター席が用意され、リラックスした環境で至福の時間を過ごすことができます。特に、ソファ席では、器の制作過程を映像で楽しむことができ、食器が生まれる歴史に触れることができます。また、カウンター席ではお気に入りのティーカップを選び、厳選された紅茶を楽しむことができます。
深川製磁を生活に取り入れる
ティー&ギャラリーのオープンを記念して、深川製磁の器を使ったレシピの提案も行われています。例えば、20世紀初頭の英国の貴婦人が紅茶を楽しんだというティーカップや、上質な白磁の器を用いたセットで、日常のティータイムを特別に演出するヒントが得られます。
- - 朝顔意匠の紅茶碗皿:優雅で女性らしい朝顔デザインが、モーニングタイムにぴったりです。
- - 瑠璃陶板:美しい瑠璃色が和洋問わず合い、使い勝手も抜群です。
- - 官窯窓絵桐鳳凰菊花紋ケーキ皿:明治期の格式あるデザインが特別な場に彩りを添えます。
深川製磁の背景と魅力
深川製磁は1894年に創業し、有田焼の中心地である佐賀県で伝統的な技術を用いて磁器を製造しています。特有の「フカガワブルー」と「透白磁」の技術によって生まれる器は、美しい色合いと透明感が特徴です。また、独自のデザイン様式である深川様式は、従来の有田焼とは一線を画するものであり、現代のライフスタイルにマッチするよう進化を続けています。
おわりに
「FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN&TEA」は、ただの食器や飲み物を提供する場所ではありません。あらゆる器が持つ物語と、料理、紅茶のアートが融合した体験を提供します。ぜひこの機会に、深川製磁の魅力を五感で感じてみてはいかがでしょうか。
店舗情報
- - 店舗名:FUKAGAWA SEIJI 1894 ROYAL KILN & TEA
- - 所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7-4、東京ミッドタウンガレリア3F
- - 営業時間:11:00 - 21:00
- - 客席数:10席