持続可能な化学の未来
2021-10-22 18:08:21
エンヘサとサイベラの買収がもたらす持続可能な化学の未来
エンヘサとサイベラの買収
2021年10月12日、エンヘサがサイベラを買収したことが発表されました。エンヘサは、より安全で持続可能な世界の構築を目指す企業であり、サイベラは化学物質の安全性を高めるための先進的なプラットフォーム「SciveraLENS®」を持つことで知られています。これにより、両社は「グリーンステイナブルケミストリー」をさらに推進していくこととなります。
この買収は、エンヘサグループが2020年後半にChemical Watchを加えた流れの延長線上にあり、さらなる成長を目指す新たな重要ステップと言えます。エンヘサは、7つのオフィスに240名以上のスタッフを抱え、世界中の企業に対してEHS(環境・衛生・労働安全)や化学物質に関するコンプライアンスで価値のある提案を行っています。
サイベラの役割
サイベラは、主に製品ブランドに対し、より良い化学物質を用いた高品質な製品の製造を援助しています。そのプラットフォームであるSciveraLENS®は、化学物質の管理プログラムを企業がスムーズに導入できるよう支援し、持続可能な化学使用の実現を目指しています。
エンヘサのCEOであるピーター・シュラメは、サイベラの持つ専門知識とリソースを結集することで、法規制情報コンテンツ、ジャーナリスティックな見識と共に、エンヘサが市場でユニークな存在となることを期待しています。
エンヘサのミッション
エンヘサは、法規制情報の専門家として、企業がより良い世界に貢献できるよう全面的なサポートを提供しています。そのために、EHSや製品コンプライアンスに関する情報を一元化し、標準化したサービスを展開。これにより、企業は世界中のビジネスシーンで共通のコンプライアンスプラットフォームを確立できるのです。25年以上にわたって構築した専門知識を活かし、実用的なコンプライアンスのガイダンスを提供してきました。
まとめ
エンヘサとサイベラの連携は、持続可能な化学物質の観点から新たな価値を生み出す可能性を秘めています。エンヘサの持つEHSに関する専門性とサイベラの科学的見識が融合することで、環境に配慮した製品の開発が進むことが期待されています。これからのサステナブルな未来に向けた大きな一歩となるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
日本エンヘサ株式会社
- 住所
- 東京都千代田区大手町1丁目5−1大手町ファーストスクエア イーストタワー 4F
- 電話番号
-