新ダッシュボード「Rasta!」
2025-08-04 11:20:28

電通が開発した「Rasta!」でテレビ視聴データ分析が加速

電通が新たなダッシュボード「Rasta!」を発表



株式会社電通が、テレビ視聴者の詳細な分析とプランニングを可能にする放送局ダッシュボード「Rasta!(Resourceful Analysis System of TV Audience)」を開発しました。このシステムは、全国2000万人規模の個人視聴データ「COSMOS DATA」を活用しており、本日より全国での本格導入が華々しくスタートします。

「COSMOS DATA」の概要



「COSMOS DATA」は、電通が運営する統合マーケティング基盤「STADIA360」のもとで収集されたテレビ視聴データを基にしています。これにより、個人単位での視聴推計が可能となり、全国各地の視聴状況の詳細分析を実現しています。さらに、生活者意識調査のデータも統合しており、テレビ番組の視聴者だけでなく、動画サービス利用者や新聞、雑誌の購読者、さらには商品やサービスの利用意向者など、多面的なプロファイリングが可能です。

このようなデータの統合によって、多様化するメディア環境やライフスタイルを正確に把握し、政策立案やマーケティング戦略の策定に大きく貢献しています。

高速集計を実現する「Rasta!」の特長



「Rasta!」は、革新的な集計技術を活用しており、膨大な「COSMOS DATA」を瞬時に集計することができるのです。このダッシュボードは、地上波民放127局とBS10局の毎分視聴人数の推移をリアルタイムで把握できるほか、テレビ以外のメディア利用状況や趣味嗜好、購入意向など、約13万項目の詳細プロファイリングに基づくヒートマップ分析も可能です。

特に、5分間のミニ枠やローカル番組、BS番組など、既存のパネルデータではサンプル数不足を乗り越えるための細かい分析が実現しています。これにより、複雑なターゲット条件をもとにしたプロファイリングでも高精度な視聴分析が行えます。

業界への影響と今後の展望



電通は、今後もメディア接触に関わるデータのさらなる拡充を進め、より精度の高いソリューションを提供することで、クライアントおよびメディア双方の事業成長に寄与していく方針です。この新たな取り組みにより、テレビ視聴者の動向をより正確に把握し、広告やマーケティングの戦略を革新することが期待されています。

この「Rasta!」の導入は、広告業界の未来を変える大きな一歩となるでしょう。各放送局や広告主にとって、視聴者のニーズを正確に把握することで、より効果的なプロモーションやコンテンツ制作が進められることが見込まれます。


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