野村アセットマネジメント、日系企業向け自然関連協働エンゲージメントでリードインベスターに就任
野村アセットマネジメント株式会社は、責任投資原則(PRI)が立ち上げた自然関連イニシアティブ「Spring」において、日系企業2社向けの協働エンゲージメントのリードインベスターに就任しました。国内の機関投資家で日系企業向けのリードインベスターを務めるのは野村アセットマネジメントのみです。
「Spring」は、自然資本・生物多様性の損失の解決を目指す機関投資家による協働イニシアティブとして2023年10月に発足しました。現在、野村アセットマネジメントを含む204社が参加しており、運用資産総額は約15兆ドルに達しています。「Spring」では、主要投資先企業40社それぞれにリードインベスターがつきます。リードインベスターが中心となって「Spring」に参加する機関投資家が協働してエンゲージメント(企業との建設的な対話)を進めます。
野村アセットマネジメントは日系資産運用会社として唯一の日系企業向けのリードインベスターに就任し、まずは生物多様性の主要な要因である森林損失と土地の劣化に焦点を当て、協働エンゲージメントを行います。
野村アセットマネジメントは、自然資本および生物多様性分野における調査やエンゲージメント活動を通じて、リスクと機会の両面を評価し投資判断に反映するとともに、今後も投資先企業の取組みを促進し、長期的な企業価値と社会の持続可能性向上に貢献していきます。