金融庁がサステナビリティ情報開示のあり方を議論!ワーキング・グループ第3回開催
金融庁は、令和6年6月28日に「サステナビリティ情報の開示と保証のあり方に関するワーキング・グループ」の第3回会合を開催しました。
このワーキング・グループは、企業によるサステナビリティ情報の開示の質を高め、投資家の意思決定を支援することを目的として設立されました。
今回の会合では、事務局説明の後、活発な意見交換が行われました。参加者は、サステナビリティ情報の開示の現状や課題、開示の質を高めるための具体的な方策などについて議論しました。
特に、サステナビリティ情報の保証体制の構築や、開示情報の信頼性を高めるための具体的な方策について、具体的な議論が交わされました。
金融庁は、今回のワーキング・グループでの議論を踏まえ、今後、サステナビリティ情報の開示に関する指針の改訂などを検討していく方針です。
サステナビリティ情報は、企業の環境・社会・ガバナンス(ESG)への取り組みを評価する上で重要な情報です。投資家は、サステナビリティ情報に基づいて投資判断を行うため、その情報の信頼性が極めて重要となります。
金融庁は、今回のワーキング・グループの議論を通じて、企業によるサステナビリティ情報の開示の質を高め、投資家の意思決定を支援することで、日本の金融市場の健全な発展に貢献していくことを目指しています。