神経難病やがん末期に寄り添うホスピスが地元に誕生
2026年3月、神奈川県川崎市多摩区に新設される「ヒューマンライフケア登戸ホスピスホーム」は、神経難病やがん末期の患者に対する新たな支援の拠点です。この施設は、神経難病(ALSやパーキンソン病など)やがん末期の方々が、住み慣れた地域で心地よく生活を続けられる場を提供します。
運営はヒューマンライフケア株式会社が行い、これまでに多くの介護サービスを展開してきた実績があります。「登戸ホスピスホーム」は、同社にとって3カ所目のホスピスホームであり、地域の医療機関とも密に連携し、しっかりとしたサービス体制を整えています。
24時間体制の手厚い医療・看護・介護
「ヒューマンライフケア登戸ホスピスホーム」では、24時間365日体制での支援が行われます。特に重要なのは、医療、介護、看護がチームとして連携し、利用者一人一人のニーズに寄り添ったケアを提供するところです。これは、体の苦痛だけでなく、心のケアにも重きを置いていることが表れています。医療面では、患者の状態に応じた訪問診療や緊急時の対応も行い、医療的なニーズにも柔軟に応じています。
高い専門性を持つスタッフがサポート
この新たなホスピスでは、介護教育を受けた専門スタッフによる高質なサービスが実施されます。具体的には、口腔ケアや嚥下訓練、さらには訪問マッサージといったサービスも組み合わされ、利用者のQOL(生活の質)の維持と向上に努めます。また、スタッフの継続的な教育・研修により、適切なケアの提供と倫理的な対応を徹底します。
地域密着型の連携
このホスピスは、川崎市だけでなく、横浜市、相模原市、東京都町田市などとも提携しており、地元住民へのサービス提供を広範囲に展開されています。これは、親しみやすさや地域に密着した支援を意識した取り組みの一環です。利用者やその家族が安心して過ごせる環境を創出することを目指しています。
お問い合わせ・アクセス
新たに開設されるヒューマンライフケア登戸ホスピスホームへの入居は、神経難病またはがんと診断を受けた方が対象です。定員は30名で、全室個室が用意されています。
アクセスは、JR南武線や小田急小田原線の「登戸駅」から徒歩約17分、小田急小田原線「向ヶ丘遊園駅」からは徒歩約16分と、交通の便も良好です。
詳細な問い合わせや見学については、下記連絡先をご利用ください。
- - 電話番号: 0120-47-0294(平日9:00~18:00)
- - 公式サイト: ヒューマンライフケア
新しいホスピスの開設は、地域の皆様にとって大きな心の支えとなるでしょう。今後も介護サービスの充実を図り、より良い社会づくりに貢献していくヒューマンライフケアに期待が寄せられます。