舞台「黙るな」上演決定
2024-10-23 20:26:06

文化的多様性を楽しむ舞台「黙るな 動け 呼吸しろ」東京で上演決定!

2025年11月29日、東京文化会館大ホールにて、ろう者と聴者の意義深い交流を描く舞台作品『黙るな 動け 呼吸しろ』が上演される。この作品は、東京都と公益財団法人東京都歴史文化財団の共同プロジェクト『TOKYO FORWARD 2025 文化プログラム』の一環として行われるもので、特に「ろう者に対する社会的認知」と、異なる文化を持つろう者と聴者に共通理解の場を提供することを目的としている。

本舞台は、日本国内において初の試みとなる日本手話と日本語を交えたオリジナルストーリーを展開し、両者のコミュニケーションの相違点や共通点を探求する。

プロジェクトの背景


これは、ろう者にとっての音楽とは何か、聴者にとっての音楽とは何かを問う作品でもある。タイトルの通り、著名な知恵や文化の知識を超えた交流が求められ、固定観念に縛られることなく、互いの違いを尊重し合う機会となる。

プロジェクトの総合監修は東京藝術大学の学長、日比野克彦氏が担当。彼は「ろう文化」との出会いによって、異なる価値観が集まり新たな文化が生まれることを強調しています。これに関して彼は、文化的多様性を体現する舞台にすることを目指すと語っています。

言葉を超えて創作


本プロジェクトは、両者の出会いを届けるプラットフォームとして機能し、作品制作そのものが一つのコミュニティづくりにつながることを目指している。作品では、出演者のオーディションも同時に行われ、詳細は2025年2月に公式サイトにて発表予定。

資料


作品の詳細や映像コンテンツは公式ライブラリで閲覧可能です。公式YouTubeとInstagramでは、作品制作の過程や出演者が直面する考察など、さまざまな内容が随時更新されます。

公式リンクは以下の通り:

ステージの影響


作品の演出を手掛ける牧原依里氏は、「この作品がろう者と聴者、両者の共生を深く考えさせ、人間の芸術が発展することへの後押しになると信じています」と述べています。舞台は終わりではなく、互いに思索を促すきっかけとなることを目指します。

このように、舞台『黙るな 動け 呼吸しろ』はただのエンターテインメントではなく、今後の多様性ある社会における重要な場となり得ることが期待されている。観客一人ひとりがこの体験を持ち帰り、他者との交流の大切さを感じ取るようになれば、舞台の持つさらなる機会が見えてくるかもしれません。舞台の完成を楽しみに待ちましょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

会社情報

会社名
公益財団法人東京都歴史文化財団
住所
東京都千代田区九段北4-1-28 九段ファーストプレイス8階
電話番号
03-6256-9967

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。