東海初!ベビーカーシェア
2025-10-17 15:29:11

東海地方初のベビーカーシェアリング『ShareBuggy』が2025年に導入予定

近年、育児中の親たちが直面しているベビーカーの持参による大きな負担を軽減するために、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)と名古屋鉄道株式会社(名鉄)、そしてBabydoor株式会社が手を組み、2025年11月20日に「ShareBuggy」というベビーカーシェアリングサービスの導入を計画しています。

この新しいサービスは、東海三県初の取り組みであり、子育て世帯が鉄道を利用する際の利便性を大きく向上させることを目的としています。

導入予定日と利用場所


「ShareBuggy」は下記の鉄道駅に設置される予定です:
  • - JR東海:
- 中央本線 千種駅(24時間利用可能)
- 東海道本線 尾張一宮駅(5:10 ~ 0:30)
- 岐阜駅(4:30 ~ 0:40)
  • - 名鉄:
- 犬山線 犬山駅(24時間利用可能)
これらのベビーカーは、改札外に設置された専用ポートからレンタルすることができます。利用者は、初回利用時の運用状況について検証し、今後のサービス展開に役立てるために、名鉄・犬山駅では1年間の実証実験を行う予定です。

利用方法


「ShareBuggy」を利用する場合は、ShareBuggyアプリを通じてレンタルポートを解錠してベビーカーを取得し、使用後は再びアプリで解錠し返却します。面白いことに、借りた場所と異なるポートに返却することも可能ですが、返却するポートに空きがある場合に限ります。事前予約は行えないため、利用者はアプリでその都度操作する必要があります。

料金システム


利用料金は以下の通りです:
  • - 1時間:220円
  • - 3時間パック:550円
  • - 6時間パック:880円
  • - 自動延長:220円/1時間
この料金体系は、利用者が開始時に希望のプランを選択する形で運用されます。また、利用時間を超過すると、自動的に延長料金が発生しますので注意が必要です。

安全管理と衛生管理


安全で快適にベビーカーを利用してもらうために、以下の管理が行われます:
  • - セキュリティと清潔感を保つため、スタッフによる定期的な除菌や清掃が実施されます。
  • - 除菌シートがベビーカーに常備されており、利用者は必要に応じて使用できます。
  • - レンタルポートは抗菌処理が施されています。

万が一、ベビーカーに汚れや故障が見つかった場合、ユーザーはアプリを使って報告し、別のベビーカーを借りることができます。故障したベビーカーは、修理または清掃が完了するまで使用不可となります。

この取り組みの意義


本プロジェクトは、「TRIP(Tokyo Railway Innovation Partnership)」によって支援され、鉄道事業者が中心となって社会課題を解決し、新しい未来づくりの可能性を広げようという意義があります。子育て家庭がより便利に公共交通機関を利用できることで、地域全体の利便性向上にも寄与することが期待されています。今後の「ShareBuggy」の展開に大いに注目が集まります。


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会社情報

会社名
名古屋鉄道株式会社
住所
愛知県名古屋市中村区名駅4-8-26
電話番号

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