ボウリングでポリオ撲滅を目指すチャリティ大会開催!
2025年の秋、大阪北ロータリークラブが主催する「チャリティーボウリング大会」が心斎橋サンボウルとフタバボウル関大前店で開催されます。この大会は文部科学省スポーツ庁の後援を受けており、ポリオ撲滅への啓発と地域貢献を目的としています。大会期間は2025年10月11日と同月25日に予選を行い、11月15日に決勝戦を予定しています。延べ502名が参加し、地域の交流と共に国際的な奉仕活動への寄与を目指します。
開催の目的と活動の成果
本大会には大きく分けて2つの目的があります。1つ目は、ポリオ撲滅活動への理解を深め、寄付を募ること。参加費の一部、約50万円は、公益財団法人ロータリー日本財団のポリオプラス基金へ寄付されます。国際ロータリーの活動により、世界のポリオ患者数は99%以上減少しており、未だ撲滅には「あと一歩」が求められています。この大会では、ボウリングの「最後の1本を倒す」という行為をポリオ撲滅に重ね、その概念を広める重要なメッセージを発信します。
2つ目の目的は、地域の子ども食堂への支援です。大会には地区内の子ども食堂を通う子どもたちとその保護者も招待され、ボウリングを楽しむ機会が提供されます。地域社会に根ざしたこうした取り組みは、子どもたちとの温かい交流を生むものであり、大会そのものが地域貢献の一環となることを意図しています。
ポリオについて
ポリオ、または急性灰白髄炎は、主に5歳未満の子どもに影響を及ぼす感染症です。この病気は神経系に直接影響を与え、深刻な身体まひや場合によっては死亡に至るリスクがあります。ウイルスは通常、汚染された水を介して人から人に感染します。この病気撲滅に向けた国際的な取り組み、特に世界ポリオ根絶推進活動(GPEI)において国際ロータリーは1979年から行動を起こし、フィリピンにおいて初めての予防接種を実施しました。その結果、ポリオの発症数は99.9%も減少しました。
国際ロータリー第2660地区の使命
国際ロータリー第2660地区は、大阪府内北部にある80のロータリークラブで構成され、地域社会や国際社会の支援に努めています。「奉仕の理想」を実現するため、不断の努力を続けており、今回のチャリティーイベントはその一環です。今後も大阪北ロータリークラブは地域の人々と協力しながら、より良い社会の実現に向けた活動を推進していくことでしょう。
まとめ
「チャリティーボウリング大会」は、ボウリングの楽しさとともに社会貢献をも忘れない素晴らしいイベントです。この機会を通じて、ポリオ撲滅や地域の子ども食堂への支援という、共感の輪を広げることが期待されています。皆さんもぜひ、参加してこの善意の輪を広げていきましょう!