CONSEOもくもくスクール
2025-10-06 15:20:47

宇宙ビジネスの未来を担う「CONSEOもくもくスクール2025」の開催決定

宇宙ビジネスの未来を担う「CONSEOもくもくスクール2025」の開催



2025年、日本橋で開催されるアジア最大規模の宇宙ビジネスイベント「NIHONBASHI SPACE WEEK 2025」と連携し、衛星地球観測コンソーシアム(CONSEO)が「CONSEOもくもくスクール」を開催します。昨年に引き続き、衛星データを学ぶハンズオンセミナーが実施されることで、参加者が今後の宇宙ビジネスを担う力を養うことを目指します。

開催の背景



CONSEOは、産学官が協力し合いながら、衛星地球観測に関する研究や政策提言を行う組織です。2022年に設立されたコンソーシアムには、316の法人・団体が所属しており、日本における地球観測分野の未来を担っています。2025年のNIHONBASHI SPACE WEEKは、国内外から100以上の企業・団体が集まるイベントで、30を超える宇宙関連イベントが開催される予定です。

「CONSEOもくもくスクール2025」の詳細



「もくもくスクール」は、2025年10月29日(水)と30日(木)の2日間にわたって実施されます。このセミナーでは、初心者向けと経験者向けの2つのコースが用意されており、参加費は無料です。参加者は、自身のレベルに応じた内容で衛星データの利用方法を学ぶことができます。

初心者向けコース


このコースは、SAR(合成開口レーダー)衛星データを基に、具体的な事例を通じて学びます。扱う事例には、八ッ場ダムの冠水モニタリングや、入港ターミナルのモニタリング、国外のオイルパーム農場の監視などが含まれます。参加者は衛星データを容易に利活用できるようになることを目指します。

講師には、株式会社GLODAL代表取締役の宮﨑浩之先生が担当し、具体例を交えながらわかりやすく解説します。

開催日時:2025年10月29日(水)12:30-15:30
定員:25名(超過した場合は抽選)

経験者向けコース


経験者向けコースでは、基礎的なSARデータの理解がある方向けに、実務に直結する高度な解析手法を学ぶことを目指します。このセミナーでは、ALOS-2の観測データを使用し、コヒーレンス解析をします。これにより、被災状況の把握や地表変化の検出技術を習得することができます。

山口大学の長井正彦教授が講師を務め、実務で役立つ情報を豊富に提供します。

開催日時:2025年10月30日(木)12:30-15:30
定員:25名(超過した場合は抽選)

参加対象者


参加者には、以下のような方々を想定しています。

初心者向けコース


  • - 卫星データの利活用に興味を持っているが、どこから始めれば良いかがわからない方
  • - SAR衛星データの経験はないが、何らかの解析作業を行っている方
  • - 業務のDX推進やデータ解析に関与している方

経験者向けコース


  • - 基礎的なSARデータやGIS操作の知識があり、高度な解析手法を学びたい方
  • - SAR解析を業務に活かしたい方
  • - データ解析や地理情報分析に従事している学生・技術者

申し込み方法


各コースは事前申し込み制となっており、定員に限りがありますのでお早めにお申し込みください。具体的な申し込み方法については、以下のCONSEOウェブサイトをご確認ください。

CONSEOもくもくスクール2025詳細・お申込み

まとめ


「CONSEOもくもくスクール2025」は、未来の宇宙ビジネスを創出するための貴重な機会です。衛星データの利活用方法を学ぶことで、参加者は新たな知識と技能を獲得し、地球観測分野での自己成長を促進することが期待されます。この機会をぜひご利用ください。


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会社情報

会社名
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構
住所
茨城県つくば市千現2-1-1
電話番号

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