日本銀行の営業毎旬報告(令和6年6月30日現在): 資産規模は753兆円超え、貸付金は107兆円に到達

日本銀行の営業毎旬報告: 資産規模は753兆円超え、貸付金は107兆円に到達



日本銀行が発表した営業毎旬報告(令和6年6月30日現在)によると、資産規模は753兆6,709億9,498千円となり、前月比で増加しました。貸付金は106兆9,647億円と、成長基盤強化を支援するための資金供給などが増加したことが要因です。

資産規模は753兆円超え

資産項目では、国債が588兆4,969億4,054千円と全体の約78%を占めています。また、現金が464兆6,448億8,811千円、金地金が441兆2,534億9,090千円となっています。

貸付金は107兆円に到達

貸付金は106兆9,647億円と、前月比で増加しました。内訳としては、成長基盤強化を支援するための資金供給が5兆1,353億3,640千円、貸出増加を支援するための資金供給が79兆646億円となっています。

その他注目すべきポイント

外国為替: 10兆5,182億8,715千円と、米ドル資金供給オペレーションによる貸付金などが含まれています。
コマーシャル・ペーパー等: 2兆66億5,086億3,000千円。短期社債や保証付短期外債など、短期金融市場の動向を示しています。
社債: 5兆8,235億5,081千円。不動産投資法人債など、企業の資金調達状況を反映しています。

今後の注目点

日本銀行は、物価安定の目標達成に向けて、金融政策の運営を継続していく方針です。今後、世界経済の先行きや国内経済の動向などを注視しながら、金融政策の適切な運用が求められます。また、成長基盤強化を支援するための資金供給の動向も注目すべきポイントです。

参考資料

日本銀行ホームページ: https://www.boj.or.jp/

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