島根電工が初めて外国人新入社員を迎え入れ
島根電工株式会社は、2025年5月19日、初めての外国人新入社員を迎え入れる入社式を行いました。新たに参加したのは、ベトナム出身の技術者8名です。同社は『あたりまえの毎日をつくる』というスローガンを掲げ、地域のインフラを支える企業として、多様な人材の重要性を認識しています。
入社式の模様
入社式では、社長の野津廣一氏が新入社員に向けて歓迎の言葉を述べ、自社の理念や期待を伝えました。新入社員たちは、専門分野を含む約1ヶ月の社内研修を経て、各部署に配属される予定です。彼らの活躍が期待される中、島根電工は今回の受け入れをグローバル企業へと進化する第一歩と位置づけています。
ダイバーシティ推進の背景
近年、国内の理工系人材獲得競争は熾烈を極めています。島根電工は、優れた外国人技術者を迎え入れることにより、多様な価値観を取り入れ、企業の競争力を強化することが狙いです。
入社前の準備
新入社員が日本での生活や業務をスムーズに開始できるよう、入社前に懇談会を実施しました。ハノイ市とホーチミン市で行われたこのイベントには、新入社員8名とその家族が参加し、島根電工の社長や人事担当者も出席しました。参加者は、会社の概要や業務内容、福利厚生について詳しく説明を受けたほか、受け入れ部署の社員と交流する時間も設けられました。
日本での生活支援
懇談会では、新入社員の家族が抱える不安を軽減するため、快適な社宅や日本での生活習慣についても説明されました。また、ベトナムの文化や習慣について学ぶ場が設けられ、相互理解を深める良い機会となりました。
地域との結びつき
島根電工は、地域社会や国際社会への貢献を目指して、国籍に関係なく多様なバックグラウンドを持つ人材が活躍できる環境を整えることを進めています。今後も、ダイバーシティ推進に積極的に取り組み、企業理念である『あたりまえの毎日をつくる』を実現するために努力を続けます。
会社概要
島根電工は、1956年に設立され、電気設備、通信設備、空調設備など多岐にわたる工事を行っています。地域のインフラ支える企業として、社員一人ひとりが行動できる企業文化を大切にし、お客様や地域の期待に応えるために日々取り組んでいます。
お問い合わせ先
島根電工株式会社
今後の島根電工の展開と、ベトナム人技術者たちの働きぶりに注目が集まります。