Omiseが1750万ドルの資金調達を実施
決済サービスのOmiseが、SBIインベストメントをリードインベスターとして、135億円にあたる1750万ドルの資金調達を達成しました。この資金は、Omiseのグローバル決済サービス「Omise Payment」の事業拡大や新プロダクトの開発、そして人材確保に使用される予定です。
Omiseのミッションと展望
Omiseは、2013年6月にタイで設立され、「Online Payment for Everyone」をミッションに据えています。日本では2016年6月からサービスを開始し、同年中にシンガポール、インドネシア、マレーシアへの事業展開を計画しています。今回の調達資金は、その一環として、日本及び東南アジアにおける決済インフラの強化に寄与します。
Omiseは、アジアにおける決済の非効率を解消し、事業者がより簡単に決済機能を導入できるよう努めることで、地域の経済成長を促進することを目指しています。
経営体制の強化
資金調達に伴い、Omiseは経営体制を一新しました。新たに取締役CCOにMichael Bradley氏、取締役CPOにSanjeev Kumar氏、CFOにLuke Cheng氏を迎えました。彼らはそれぞれ、カード決済や国際カードブランドに精通した豊かなキャリアを持つ専門家です。また、ボードアドバイザリーメンバーとしてJune Seah氏も加わり、さらなる経営基盤の強化を図ります。
最新の決済機能を提供
Omise Paymentは、オンライン事業者が迅速にクレジット決済機能を導入できるサービスで、最短1週間で利用可能です。このサービスは、日本から東南アジア市場をターゲットに展開する企業や、日本国内で事業を行う企業にとっても非常に有用です。最近増加しているクレジットカードの不正利用に対しても、不正検知システムを標準機能として無料で提供しています。
会社概要と業務内容
Omiseは、Omise Holdings Pte.,Ltd.の傘下企業として、合計で三か国に展開しています。親会社の設立は2013年で、関連会社にはタイのOmise Co.,ltdや、インドネシアのPT Omise payment IDNが存在します。また、日本国内においては、Omise Japan株式会社が2015年に設立されています。
詳細な情報や問い合わせは、
Omiseのウェブサイトをご覧ください。
お問い合わせ先
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メール:
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この資金調達により、Omiseは日本と東南アジアでのさらなる成長を目指し、より良い決済サービスを提供していくことでしょう。