全国規模のフェアトレード啓発キャンペーン「ミリオンアクション」の目標とは
卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」を運営する株式会社ラクーンコマースは、特定非営利活動法人フェアトレード・ラベル・ジャパンによって毎年5月に行われる「ミリオンアクションキャンペーン2025」に賛同し、企業として参加することを発表しました。このキャンペーンは、フェアトレードと気候変動に関する啓発を目的としており、全国で100社以上の企業や団体、学校、飲食店が連携してアクションを展開しています。
スーパーデリバリーの役割
「スーパーデリバリー」は、日本国内の卸売業者と小売業者をつなぐプラットフォームです。日本の事業者向けの国内版に加え、世界134ヵ国に向けての卸販売も手掛けています。商品は約186万点を取り揃えており、アパレル商品だけでなく、生活雑貨や食品、家具、家電なども取り扱いの幅は広がっています。特に2020年12月から始まった「フェアトレード特集」では、フェアトレード認証を受けた約2,300アイテムを販売しており、より多くの人々へのフェアトレード商品の魅力を伝えています。
ミリオンアクションキャンペーン2025の詳細
「ミリオンアクションキャンペーン2025」は、気候変動問題とフェアトレードの意義を広めるため、参加企業による「商品購入」や「SNSでの投稿」、「イベント参加」といったアクションを通じて理解促進を行っています。キャンペーン期間は5月1日から5月31までの約1ヶ月間。スーパーデリバリーとしても、出荷されたフェアトレード商品の数量をアクションとして報告し、多くの取引先に参加を呼びかける予定です。
目指すゴール
今年度の目標は、販売数230万個以上、そしてキャンペーン全体のアクション数300万を目指しています。2024年の実績では188社が参加し、211万個の販売を達成しましたので、今年はその成長をさらに加速させる方針です。これにより、途上国への貢献も強化され、よりエシカルな消費が促進される見込みです。
フェアトレードの商品とは
そもそもフェアトレードとは、生産者が公正な対価を受け取り、労働環境を整えるための仕組みです。スーパーデリバリーでは、フェアトレードの特性を生かした商品を揃え、消費者に対してその価値を伝え、理解を深めることが重要だと考えています。これにより、消費者が自らの選択によって生産者にどのような影響を与えることができるのか、具体的に説明していく予定です。
最後に
今後も「スーパーデリバリー」は、フェアトレードを含むエシカル商品に対する取引の流通を推進し、気候変動や社会的な責任についての理解を深められるよう努力していきます。スーパーデリバリーを通じて、持続可能な未来に向けた一歩を踏み出すお手伝いをしたいと考えています。
参照先
この情報は、フェアトレードの商品やその関連活動への理解を得るための重要な一歩となります。より多くの企業と個人が参加し、持続可能な社会の実現に向けた意識が高まることを願っています。