B Labが「ともだちロボットプロジェクト」を発表
2024年10月12日(土)、B Labが主催するシンポジウム「ともだちロボットキックオフイベント」が東京ポートシティ竹芝ポートプラザにて開催されます。このプロジェクトは、技術的な革新に留まらず、社会や文化におけるロボットと人間の関係性を深めることを目的としています。
ロボットと共生する未来
AIとロボティクスの急成長に伴い、ロボットは単なる道具から人間の友人へと進化してきました。日本は、友だちとしてのロボットを社会に取り入れる上で、特にユニークな立ち位置を持っています。本プロジェクトは、ロボットが人間生活に自然に浸透し、更にその概念を国内外で広めることを目指しています。
シンポジウムの概要
当日のシンポジウムでは、多様なロボットが参加し、THE★ROBOTSによるダンスの披露が行われます。参加するロボットには、ソニーの「aibo」、ユカイ工学の「BOCCO emo」、シャープの「RoBoHoN」などが含まれています。そして、専門家たちがロボットとの関係性について議論を交わします。
基調講演者とプログラム
登壇者には、ユカイ工学の青木俊介氏や、大阪大学の高橋英之氏をはじめとする各界の専門家が名を連ねます。特に「なんにもしないロボット」や「弱いロボット」といった、秘められたテーマについての議論が予定されています。
プロジェクトの目指すもの
「ともだちロボットプロジェクト」は、ロボットと人間の新たな共生を目指す取り組みです。具体的には、以下のような活動内容が含まれています:
1.
新たな関係の構築と普及:日本のロボット文化を整理し、他国の文化と比較することでロボットと人間の関係性を再考します。
2.
ウェルビーイングの実現:孤独対策としてのロボットの活用法を模索し、人間関係の新しいかたちを提案します。
B Labの役割
B Labは、大学や研究所、地域を結ぶ参加型プラットフォームとして、広範な社会課題への解決策を提供します。環境や社会、ビジネスの新しい可能性を追求し、多様な技術やアイデアを融合させることを目指しています。
このプロジェクトは、すべての世代が研究員となり、新しい視点を持つことで、多様なひとたちがともに未来を築いていくことを目指しています。社会実装を重視し、ワクワクする未来を共に創造するために、ぜひシンポジウムへの参加をご検討ください。
プロジェクトの詳しい情報と参加申し込み
- - 日時: 2024年10月12日 11:30-12:30
- - 場所: 東京ポートシティ竹芝ポートプラザ
- - 参加方法: 公式サイトから申し込み可能
このイベントを通じて、ロボットと人間の新たな関係性についての理解を深め、未来のテクノロジーとの接点を見つける機会にしていただければと思います。詳細なプログラム内容や参画企業については、公式ウェブサイトをぜひご覧ください。