東京建物、9年連続5スター
2025-11-04 13:42:06

東京建物がGRESBリアルエステイト評価で最高評価を9年連続獲得

東京建物がGRESBリアルエステイト評価で最高評価を9年連続獲得



東京建物株式会社は、2025年に実施される「GRESBリアルエステイト評価」において、9年連続で最も高い評価である「5スター」を獲得したことを発表しました。これは、不動産会社やファンドのサステナビリティに対する取り組みを評価するものであり、東京建物の持続的な努力が認められた結果と言えます。

GRESBとは?



GRESB(Global ESG Benchmark for Real Assets)は、不動産関連の企業やファンドを対象とした環境、社会、ガバナンス(ESG)の指標を測るための国際的な評価機関です。2009年に責任投資原則(PRI)の考えに基づいて設立され、現在では約150の機関がこのデータを利用しています。特に、日本では年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)などがGRESBの評価結果を活用しています。

2025年のGRESB評価には、世界中の2,382の不動産関連企業やファンドが参加し、その中で東京建物が特に優れた評価を受けたことは、同社の取り組みが国際的に認知されていることを示しています。

東京建物の挑戦と成果



東京建物は2013年からGRESBに参加しており、参加当初から積極的な取り組みを続けてきました。サステナビリティを企業戦略の中心に据え、ESGへの対応を強化しています。その結果、同社は不動産デベロッパーとして唯一、9年連続で最高評価「5スター」を達成しました。この継続的な成果は、同社の責任感と社会課題の解決に向けた本気の取り組みを示しています。

サステナビリティへの長期的なビジョン



東京建物グループは、「次世代デベロッパーへ」という2030年を見据えた長期ビジョンを策定しています。社会課題の解決と企業としての成長を両立させることを目指し、特に気候変動問題に重きを置いています。脱炭素社会を実現するという社会的使命を認識し、CO2の排出削減に向けた具体的な目標を掲げています。

具体的には、2030年までにScope1・2は46.2%、Scope3は40%の削減を目指し、2050年にはネットゼロを実現する方針です。このために、ZEB・ZEHの開発促進や再生可能エネルギーの導入、グリーンビルディング認証の取得に取り組んでいます。

今後の展望



東京建物の持続的な取り組みは、単に企業の社会的責任を果たすだけでなく、地域社会や投資家に対する信頼性を高める要素ともなっています。GRESBでの評価が示す通り、同社の努力は国際的にも評価されています。今後も、持続可能な社会の実現に向けた継続的な努力が期待されます。

これからも東京建物に注目し、そのサステナブルな活動に期待したいと思います。


画像1

会社情報

会社名
東京建物株式会社
住所
東京都中央区八重洲1-4-16東京建物八重洲ビル
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: サステナビリティ 東京建物 GRESB

Wiki3: サステナビリティ 東京建物 GRESB

トピックス(経済)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。