ルビフルマークの始まり
2024-08-20 14:11:11

多文化共生を目指すルビフルマークの提供開始とeboardとの連携

一般財団法人ルビ財団が新たに発表した「ルビフルマーク」。これは、社会におけるふりがな(ルビ)の普及を目指し、あらゆる人々が学びやすい環境を作ることを目的としています。この活動には多様な文化を尊重し、共生を推進するという想いが込められており、ルビ財団の代表理事・伊藤豊氏はこの趣旨に賛同する団体に向けてマークの提供を開始しました。

さらに、このルビフルマークの第一号サポーターとしてNPO法人eboardが活動を引き受けました。eboardは、「学びをあきらめない社会」というミッションのもと、学びの機会を失った子どもたちや障害を持つ方々への教育支援をしています。具体的には、同団体が開発したICT教材eboardを通じて、毎月20〜30万人が学ぶ活動を展開し、そのための映像授業やデジタルドリルが無償で提供されています。

ルビフルマークのデザインには「ルビー」があしらわれており、小さなルビたちが輝く様子を象徴的に表現しています。このマークを掲げることにより、地域社会や教育機関でのルビの必要性が広まり、さらに多文化共生が実現されることを期待しています。

NPO法人eboardの取り組み


NPO法人eboardは特に、経済的理由や不登校、障害を理由に学ぶことが困難な子どもたちへ向けた支援を行っています。公式サイトでは具体的な取組みや提供されるICT教材についての情報を発信しており、全国の公立学校や非営利団体に広く利用されています。さらに、提供する映像授業には「やさしい字幕」が設定されており、従来の授業内容にルビやわかりやすい文章を加える工夫がなされています。

ルビフルアクション事例


ルビ財団とeboardが連携して行う記事や教材の改訂も注目されます。例えば、eboardでは、映像授業に「やさしい字幕」を導入するなど、受講生が抱える「学びにくさ」を軽減する取り組みを行っています。さらに、ホームページには「ルビフルボタン」が設置され、簡単に漢字にふりがなを追加することが可能です。この機能により、視覚的な理解を助けることが期待されています。

また、eboardの活動報告書では、外国の方にも分かりやすい「やさしい日本語」バージョンを作成するなど、言語の壁を越えた情報提供も進めています。eboardの代表、中村孝一氏は「ルビを振ることは多くの方々にとって有益であり、今後も取り組みを拡大していきたい」とコメントしています。

ルビ財団の目標


今後、ルビ財団はより多くの教育機関や団体と連携し、ルビを使用した教材やデジタルコンテンツを増やすことで、国語能力や思考力を育てるだけでなく、外国人や障害者を含む、多文化が共生する社会の実現を目指しています。ルビフルマーク活動はその先駆けとして、私たちの未来に大きな影響を与えることでしょう。


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会社情報

会社名
一般財団法人ルビ財団
住所
東京都港区新橋2丁目5番2号
電話番号
090-5190-5561

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