RKKCS、社会貢献活動で未来を創造:古着deワクチン まごころプロジェクトへの参加
熊本県熊本市に本社を置く株式会社RKKCSは、地方自治体や金融機関へのシステム提供で知られる企業です。同社は、持続可能な社会の実現を目指し、積極的にサステナビリティ活動に取り組んでいます。その一環として、今回注目したいのが「古着deワクチン まごころプロジェクト」への参加です。
このプロジェクトは、回収された古着を開発途上国で再利用し、ワクチン寄付や雇用創出など、多角的な社会貢献を目指す取り組みです。RKKCSは、社内への回収拠点設置や従業員向けの回収キット配布など、積極的な協力を展開。その結果、500人分ものポリオワクチンを開発途上国の子どもたちへ寄付することができました。
プロジェクト概要:古着で繋がる、未来への希望
「古着deワクチン まごころプロジェクト」は、日本リユースシステム株式会社が運営する取り組みです。古着を回収キットで送ることで、以下の支援が実現します。
1.
ワクチン寄付による子どもの命を守る活動: 1キットにつき、ミャンマー、ラオス、ブータン、バヌアツといった開発途上国の子どもたちにポリオワクチン5人分が寄付されます。
2.
国内障がい者支援: 回収キットの製造・発送は国内の福祉作業所が担当し、デザインは障がい者アート協会所属のアーティストが手がけています。雇用創出にも大きく貢献しています。
3.
国内子どもたちへの支援: 社会福祉法人共同募金会を通じて、福祉サポートを必要とする国内の子どもたちも支援対象となっています。
4.
衣類の再利用と雇用創出: 回収された古着は、フィリピンやカンボジアで再利用され、現地での雇用創出にも繋がっています。カンボジアでは、ポリオによる障がいを持つ人やストリートチルドレン出身者などが中心となって働いています。
RKKCSの取り組み:サステナビリティへの強い意志
RKKCSは、「人も、まちも、しあわせに。」というサステナビリティステートメントを掲げ、事業活動のみならず、社会貢献活動にも力を入れています。日本国内にとどまらず、グローバルな視点からSDGs達成に貢献できる活動を探し求める中で、「古着deワクチン まごころプロジェクト」に賛同、参加に至りました。
同社は、1966年の創業以来、北海道から沖縄まで300以上の地方自治体や60以上の金融機関にシステムを提供するなど、日本の社会インフラを支える存在です。これからも、時代を先取るサービスの提供を通して、持続可能な社会の発展に貢献していくと表明しています。
まとめ:企業と社会の共存、未来への投資
RKKCSの「古着deワクチン まごころプロジェクト」への参加は、企業の社会貢献活動の新たなモデルケースとなるでしょう。単なる寄付活動ではなく、古着の再利用を通して、開発途上国の子どもたちの命を守り、国内外の雇用創出に貢献する、多角的な取り組みが評価されています。この活動を通じて、企業と社会が共に発展していく持続可能な未来への展望を示唆しています。RKKCSの今後の取り組みにも期待が高まります。