KDDI Sonic-Falcon、EQポータル導入の背景
KDDIグループの一員であるKDDI Sonic-Falcon株式会社は、2024年7月29日にJストリームのユーザー認証型動画ポータル「EQポータル」を導入したことを発表しました。本導入は、デジタル時代における社内コミュニケーションの強化を目的としています。
同社は2022年に設立され、KDDIの各種サービスを提供する「プロフェッショナル集団」として、全国各地でスタッフが活動しています。ですが、地域密着型のビジネスモデルゆえに、スタッフ同士のコミュニケーション不足や、会社との距離感が課題とされていました。このような状況を改善するため、KDDI Sonic-Falconは、社内コミュニケーションの促進と情報伝達手段の効率化を図るため、EQポータルの導入を決定したのです。
EQポータルの活用と成果
導入後、KDDI Sonic-Falconは動画ポータルサイト「FALCOMMU」を立ち上げました。このプラットフォームは、従業員3,500名超が利用し、400本以上の動画コンテンツを提供しています。これにより、情報の共有スピードが大幅に向上し、社内のコミュニケーションが活性化されています。
1. ユーザーに優しいインターフェース
EQポータルは、KDDI Sonic-Falconのセキュリティポリシーに合致しつつ、初めて利用する人にも配慮した使いやすいUIを備えています。更には、ノーコードでのポータルサイトの立ち上げが可能であるため、手軽に利用できる点も評価されています。特に、「ホーム画面がカスタマイズできる」「スマートフォン表示の最適化」「メールでの情報配信」などの機能が盛り込まれており、利用者から高く評価されています。
2. 効率的な情報共有が実現
FALCOMMUでは、従業員がいつでも見たいときに視聴できるよう、オンデマンドでの動画配信が基本とされています。これにより、情報提供者の作業負担も軽減され、質問があれば後でまとめて対応できる仕組みが整っています。これにより、正確かつ迅速な情報提供が可能となりました。
3. SSOによる利便性向上
2024年3月からは、SSO(シングルサインオン)を導入し、利便性が大幅に向上しました。従来の2要素認証と比較しても、1クリックで簡単にログインできるため、利用者からは便利さが喜ばれるようになっています。
EQポータルについて
EQポータルは、法人向けの動画共有・配信プラットフォーム「J-Stream Equipmedia」の一機能です。月額5万円から利用可能で、国内企業の中で広く導入されています。シンプルな設計により、専門的な知識がない方でも直感的に使用することができ、オールインワンで多彩な機能を提供しています。
まとめ
KDDI Sonic-FalconのEQポータル導入は、デジタル時代において社内コミュニケーションの新たな形を作り出すことに成功しました。情報の伝達速度が向上し、業務の効率化にも寄与しています。今後もこうした取り組みが他社にも波及することが期待されます。これからのKDDI Sonic-Falconの動向にも注目が集まります。