近大マンゴー「愛紅」、ついに市場で販売開始
近畿大学附属湯浅農場が38年の歳月をかけて開発したオリジナル品種、近大マンゴー「愛紅」が、2025年8月10日(日)より、千疋屋総本店日本橋本店および伊勢丹新宿店、立川店、浦和店で販売されます。特に千疋屋では、8月16日(土)と17日(日)には試食販売も行われるとのことで、ファン待望の瞬間が近づいてきました。
近大マンゴー「愛紅」とは?
「愛紅」は、近畿大学が開発した国内登録第1号のマンゴー品種です。その特長は、濃厚な甘味と、繊維質が少ないために実現したシルクのように滑らかな食感です。平成20年(2008年)に品種登録され、翌年以降、話題の果物として千疋屋総本店で販売され始めたことから、広く知られるようになりました。その後、平成30年(2018年)からは伊勢丹各店舗でも取り扱いが始まり、多くの顧客に親しまれてきました。
農学部生たちが手がける農業実学教育の場でもあり、毎年約100名の学生がマンゴーの栽培に参加しています。これは、実際に栽培技術を習得する貴重な機会であり、学生たちが未来の農業を担うためのステップとも言えるでしょう。
販売情報
近大マンゴー「愛紅」の本格販売は、8月10日から開始されますが、特に注目されているのが、千疋屋総本店での試食イベントです。試食販売は各日200食程度を用意しており、訪れた人々に特別な体験を提供する予定です。
販売場所と価格
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発売日: 令和7年(2025年)8月10日(日)
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試食販売日: 8月16日(土)、17日(日)
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価格: 1個15,120円(税込)、試食販売では特別価格6,480円(税込)
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場所: 東京都中央区日本橋室町2-1-2 日本橋三井タワー1階
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営業時間: 10:00~18:00
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発売日: 令和7年(2025年)8月10日(日)
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価格: 1個5,400円(税込)から
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場所: 東京都新宿区新宿3-14-1
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営業時間: 10:00~20:00(食品フロア)
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価格: 1個5,400円(税込)から
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場所: 東京都立川市曙町2-5-1
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営業時間: 10:00~19:30(食品フロア)
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価格: 1個5,400円(税込)から
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場所: 埼玉県さいたま市浦和区高砂1-15-1
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営業時間: 10:00~19:00(食品フロア)
近大マンゴーの魅力と今後
「愛紅」の最大の特長である濃厚な味わい及びなめらかな食感は、マンゴー好きにとって必見のアイテムです。実際に食べることで、その満足感や新たな果物の楽しみ方を体験することができるでしょう。
農業の実学教育を通じて、人々の生活に新たな価値を提供する近大マンゴー。今後とも、栽培技術の向上と研究活動を続けながら、果物業界に新しい風を吹き込む存在であり続けることでしょう。これからの展開にも期待が高まります。