VFXショート動画の新たな挑戦
株式会社Wangetは、東京都渋谷区に本社を置き、クリエイティブスタジオ事業を手がける会社です。最近、YouTuberの水溜りボンドとして知られるKanta氏が主宰する3DCG/VFX制作スタジオ「Arks」と協業を開始しました。この新しい提携は、VFXとショート動画という、まだ確立されていない分野の発展を目指しています。
VFXとショート動画の融合とは
VFX(Visual Effects)は、映画やCMで多く使われている技術で、実写映像にCGや特殊効果を施すことで、観る者を驚かせる独自の映像表現を実現します。しかし、企業がSNSを通じて発信するショート動画においては、このVFX技術の活用がまだあまり進んでいません。
とはいえ、SNSでのショート動画は年々増加しており、コンテンツの同質化や飽和状態により、ユーザーの興味を引くコンテンツが求められています。このような中で、VFXは視線を引きつける「瞬間的な視覚的優位」を生む手段として注目されています。Wangetは、これを企業がSNSで成果を達成するための新たな武器としています。
共同企画・制作の展開
本協業では、企業向けVFXショート動画の共同企画・制作の他、SNSに最適化されたVFXコンテンツの開発・検証を行い、また、実案件を通じて得られた事例を共有し、市場への浸透を目指します。Kanta氏は共同クリエイティブディレクターとして参加し、YouTubeでの4,000本以上の動画制作経験を活かしつつ、企画設計や演出のディレクションを行います。
一方、Wangetは制作したコンテンツが企業の広告やPR活動に結びつくように、フロント戦略を展開し、VFXを単なる映像表現からビジネス上の武器へと進化させる役割を担います。
新たな市場を目指して
ArksのKanta氏は「VFXが“映画の中だけのもの”ではなく、SNSで日常的に目にするものとなる未来を目指したい」と述べています。AIが映像を大量に生成する時代だからこそ、人間のアイデアや編集力で創出される「リアルな魔法」をVFXで具現化したいと強調します。この協業により、彼のこれまでの経験が新たな化学反応を引き起こすとの期待を寄せています。
WangetとArksは今後、単なる制作パートナーシップに留まらず、VFXショート動画自体を新たな市場カテゴリーとして社会に根付かせる努力を続けていきます。これにより、VFXショート動画という新たな表現ジャンルが発展していくことでしょう。
会社概要
- - 会社名: 株式会社Wanget
- - 代表者: CEO 吉澤 壮弥
- - 所在地: 東京都渋谷区渋谷1-3-18 C501/502
- - 事業内容: クリエイティブスタジオ事業、D2Cブランド事業
- - 公式HP: Wanget公式ホームページ