物流法改正対応セミナーの詳細
株式会社オプティマインドは、2025年12月4日(木)にオンラインで開催される「国土交通省デジタルアドバイザー弁護士が疑問を紐解く物流法改正対応セミナー」の第1回を告知しました。このセミナーでは、法令遵守と実務対応をテーマに、TMI総合法律事務所の弁護士である粟井勇貴氏が登壇し、特に2026年から施行が予定される改正法に焦点を絞ります。
セミナーの背景
2026年には、物流に関連するさまざまな法改正が施行される見込みです。その中でも、特に注目されるのは「改正下請法」と「貨物自動車運送事業法」(いわゆるトラック法)です。これらの法律は、荷主企業に新たな義務を課し、法令遵守とガバナンスの強化が求められています。その背景にあるのは、物流の効率化と透明性の向上です。
本セミナーでは、荷主が求められる対応を理解するために、具体的な法令のポイントを解説します。物流責任者や法務担当者、経営層の方々に向けて、「自社に必要な法対応」や「既存の取り組みでの課題」について深く学ぶ機会となっています。
セミナー内容
改正下請法
改正下請法に関しては、新たに適用対象となる特定運送委託や、委託事業者の義務が明確化されています。「不当な経済上の利益提供要請」に関わる具体例や、どのような交渉が必要かなど、現場で役立つ情報が提供されます。
貨物自動車運送事業法(トラック法)
トラック法では、運送契約時における書面交付が義務化されています。具体的には、誰が主体となり、どのような項目をどんな様式で作成すべきかという実務面にスポットを当て、物流・トラックGメンによる調査ポイントや、新たに施行されるトラック法の内容も議論します。
参加方法
本セミナーは、完全オンライン(Zoom)形式で開催されます。参加は無料で、事前に登録が必要です。ウェビナー中には、充実した質疑応答の時間も設けられており、参加者の疑問をその場で解消できるよう工夫されています。また、理解度を確認するための「理解チェックセッション」(クイズ形式)も予定されています。
登壇者紹介
粟井勇貴氏
TMI総合法律事務所所属の弁護士で、国土交通省のデジタルアドバイザーとして政策立案に従事しています。交渉や法的解釈の専門家として、多くの企業と関わってきた実績があります。特に、デジタル技術を活用したモビリティサービスの政策に関しては先駆者としての評価を受けています。
株式会社オプティマインドについて
私たちオプティマインドは、「新しい世界を技術で創る」との使命のもと、独自の技術を駆使して自動配車システムや物流データ分析を行っています。現場起点の開発を重視し、顧客に対する多様なニーズに応えることで、持続可能な物流の実現を目指しています。新しい技術で物流業界の革新を推進することが私たちの目標です。
今後のセミナーの第2回は、2026年1月20日(火)に物流効率化法をテーマに開催される予定です。詳細が決まり次第、改めてお知らせいたします。