竹虎130周年を祝うよさこい地方車「虎竹号」の魅力を徹底紹介
高知県の竹材専門メーカー、竹虎が創業130周年を迎えました。これを記念して、「虎竹号」というよさこい地方車が製作され、その制作過程を含む総集編動画が公開されました。この動画では高知県特産の虎斑竹を使用し、職人たちの手作業で作り上げる様子やよさこい祭り当日の熱気が記録されています。
動画で見る「虎竹号」の製作過程
動画では、最初から最後まで「虎竹号」の製作が詳しく追われています。職人たちは約500本の虎斑竹を使い、一本一本手作業で矯正していきます。また、厄除けを意識した装飾として六ツ目編みが施される様子は、竹の美しさと職人技術がどのように融合しているのかを見せつけています。
「虎竹号」は、須崎市のよさこいチーム「すさき~真実(まっこと)~」のテーマ「暁」を基にデザインされています。そのデザインは非常に精巧で、竹虎の職人たちの熱意が伝わる仕上がりとなっています。
よさこい祭りの熱戦
動画は、製作過程だけでなく、祭り当日の熱戦の様子も収めています。炎天下で行われるよさこい祭りでは、虎竹号が街を練り歩き、多くの人々の祝福とともにその存在感を示します。特に、「虎竹号」の登場シーンは、観客の心を掴む瞬間です。
また、動画の最後には、地区競演場連合会による地方車奨励賞の授賞式の模様も収められています。この瞬間は、竹虎130年の歴史の中で特別な意味を持つもので、多くの出席者が感動に包まれるシーンです。
伝統工芸の未来を担う
「虎竹号」の製作は、竹虎にとって新たな挑戦でもあります。動画の中で見ることができるのは、竹虎の四代目が虎竹アーマーを装着し、地方車に乗ってチームを応援する姿です。この場面は、地域の伝統と文化を守り伝える決意を象徴しています。
今回のプロジェクトでは、クラウドファンディングによる支援もあり、多くの方々が関わって建立された「虎竹号」は、地域全体での取り組みの成果とも言えます。衣装、音楽、そして地方車が融合した祭りの熱気は、視聴者にリアルに伝わります。
未来への取り組み
竹虎では、このプロジェクトを通じて、竹文化の伝統と技術をさらに未来へと繋げる活動にも力を入れていく考えです。竹虎130周年を迎えたこの機会に、地元の人々やファンの皆様と共に、さらなる発展を目指してまいります。
竹虎の新たな挑戦をぜひ動画で体感してみてください。
動画はこちらから!
また、詳細な情報や新たなプロジェクトについては、竹虎の公式サイトをご覧ください。
竹虎について
竹虎株式会社は、創業1894年の竹材専業メーカーとして、高知県須崎市に本社を構えています。虎斑竹をはじめとした各種竹製品の製造、販売を行っており、多くの受賞歴も持つ実力派の企業です。高知県の地域文化を大切にしながら、今後も活動を続けていく予定です。
竹虎公式サイトはこちら