古野電気が「ES/1 Shelty」を導入し、ネットワーク管理の効率化を実現
古野電気株式会社は、IT部門において「ネットワーク管理体制の強化」と「運用の標準化」を目指しています。この一環として、株式会社アイ・アイ・エムが開発した次世代型エンタープライズシステム向け性能管理ツール「ES/1 Shelty」を導入しました。これにより、ネットワークの可視化や効率的なデータ管理が可能になります。
ネットワーク状況を把握するための課題
従来の監視ツールでは、ネットワークの状況を把握するために多種多様なデータを取り扱う必要があり、担当者が人為的に取得するデータを選定するため、その判断に依存することが一般的でした。これによって、重要なデータが見落とされやすく、システム性能管理の業務が属人化する懸念が生じていました。
ES/1 Sheltyの革新性
「ES/1 Shelty」は、導入時にデータ項目を個別に選定する必要がありません。ネットワーク機器からの情報を自動的に全て収集し、その情報をリアルタイムでダッシュボードに反映します。これにより、ユーザーはネットワーク全体の状況を瞬時に把握でき、迅速な対応が求められる障害発生時にも、効率よく問題に対処が可能となります。
また、国内外の各拠点からのIT利用者の不便をリアルタイムで検知し、素早く対応することができるため、利用者の満足度向上にも寄与しています。
2025年のユーザー総会での発表
この導入事例は、2025年10月17日(金)に開催されるアイ・アイ・エムのユーザー総会「COMPUS 2025」にて発表される予定です。古野電気の担当者からは、ネットワーク可視化に関する課題への解決策や、ES/1 Shelty導入後の成果について具体的に紹介される予定です。この会議は、IT分野におけるさらなる知見と結果を共有する貴重な場となることでしょう。
アイ・アイ・エムのビジョン
アイ・アイ・エムは、自社開発の製品に柔軟性を持たせ、ユーザーのニーズを的確に反映させる技術力を強化し続けています。また、運用に関する専門的な情報提供を通じて、クライアントのシステム運用を支援することを使命としています。
ES/1 Sheltyについて
ES/1 Sheltyは、全てのシステムに対する高精度なデータ収集を実現しています。これにより、システムの安定運用を支えつつ、ビジネスとIT部門の連携を促進する役目を果たします。ダッシュボードでリアルタイムに状況を可視化することで、全体の運用状況の認識が共有され、迅速な意思決定が可能となります。
COMPUS 2025の詳細
COMPUS 2025は、アイ・アイ・エムのユーザー会を基にしたコンピュータ・パフォーマンスの研究発表会です。さまざまな企業からの講演が予定されており、キャパシティ管理やパフォーマンス管理に関連するテーマが討議されます。
- - 開催日: 2025年10月17日(金)
- - 会場: JPタワーホール&カンファレンス
- - 参加費: 無料(事前登録制)
- - お申込み開始: 2025年8月予定
このような取り組みを通じて、古野電気とアイ・アイ・エムは共にIT分野での課題解決に貢献し、さらなる成長を目指しています。