笛吹市で地域交流を促進する「いばしょパル食堂」の魅力とは

笛吹市で行われる「いばしょパル食堂」とは

2025年12月26日（金）に、生活協同組合パルシステム山梨長野が笛吹市北都塚で「いばしょパル食堂」を開催します。このイベントは、地域の多世代交流を目的とし、全ての住民が安心して集える場所を提供することを目指しています。

様々な世代の交流を促すプログラム

「いばしょパル食堂」は、地域住民よる自己参加が促されており、小学生から高齢者までが一堂に会することができます。当日は、パラリンピック正式種目のボッチャを地域のコーチによって指導される体験会が行われ、さらに高齢者から教わる手遊びも用意されています。これにより、遊びや遊びながら学ぶ機会が提供され、区別なく年齢が異なる参加者同士が交流できる環境が整えられています。

地産地消の温かい食事

会場では、パルシステムの協力で育てられた新鮮なコメや野菜を使用したカレーライスが提供されます。この地産地消の食事を囲むことで、単に食事を摂るだけでなく、地域の食材の大切さや、育てられた背景を共有することで、参加者同士の理解を深めることができます。

食事を楽しんだ後には、小学生たちが高学年の子どもたちから宿題を教わる時間が設けられており、学びの場としても機能します。これによって、世代間の交流やコミュニケーションが一層促進され、楽しい時間が流れることでしょう。

共同体としての役割

生活協同組合パルシステム山梨長野は、地域の生活向上に貢献するため、10の生協と共に多世代・多機能居場所の構築を進めています。「いばしょパル食堂」はこの取り組みの一環として、新たな居場所づくりを目指し、既に4回目の開催を迎えます。2025年は国連が定めた「国際協同組合年」であり、こうした活動を通じて地域の強固なつながりを形成し、多様な世代が共に生きる社会を目指していくとのことです。

今後も「いばしょパル食堂」は、地域の一員としての役割を担いながら、地域共生社会の実現に向けて取り組みを続けていくことでしょう。また、参加者は毎回違った体験を通じて、つながりを広げる機会を得られ、居心地良さを感じられることと思います。