Oasysが資金調達完了
2022-07-06 10:00:13
日本発のゲーム特化型ブロックチェーンOasys、資金調達を完了し世界展開へ前進
Oasysが推進するブロックチェーンゲームの未来
日本発のブロックチェーンプロジェクトであるOasysが、25億円の資金調達を完了しました。Oasysは、より快適なユーザー体験の提供を目指し、2022年2月に設立され、バンダイナムコ研究所、セガ、Ubisoft、Netmarbleなど、大手ゲーム会社が協力する形で事業を展開しています。このプロジェクトは、特にアジア市場での成長が期待される中、ブロックチェーンゲームの課題を解決し、グローバルな成果を上げることを目指しています。
ブロックチェーンゲームが抱える課題
ブロックチェーンゲームが直面する主な課題には、取引速度やユーザー手数料、セキュリティ面の懸念があります。これらの問題は、事業者とユーザー双方にとって大きな参入障壁となっています。そのため、Oasysは、これらの課題を解消するために独自のブロックチェーン構造を開発しました。特に、ブロックチェーンゲームのトッププロジェクトである「My Crypto Heroes」と「Brave Frontier Heroes」を開発したdoublejump.tokyoが技術面でのサポートを行い、現在の問題に焦点を当てたソリューションを提供しています。
資金調達の背景と今後の展開
今回の資金調達は、米国のベンチャーキャピタルRepublic Capitalをリードに、Crypto.comやHuobi、Gate.io、KuCoinといった海外の主要取引所、さらには個人投資家からも出資を受けています。この資金を活用して、Oasysはゲーム事業者や暗号資産取引所とのパートナーシップを強化し、組織体制を増強する計画です。
投資家たちからは、Oasysのビジョンに対する高い期待が寄せられており、特にエンターテインメントの未来に向けた活動への高評価が際立っています。たとえば、Republic CapitalのBrian Johnson氏は、Oasysの取り組みがブロックチェーンゲームの未来を形作ると称賛しました。また、グリー株式会社の村田卓優氏も、Oasysの成長を確信し、協力関係を結ぶことになったと述べています。
今後の目標
Oasysは、国内外のパートナー企業との連携を通じて、ブロックチェーンゲームのユーザー体験を向上させることを目指します。さらに、日本のゲームやアイデンティティプロパティ(IP)のグローバル展開を進めるという新たな目標に向けて、事業を推進していく考えです。Oasysは、「Blockchain for Games」をコンセプトとして、PoS(Proof of Stake)方式の合意形成アルゴリズムを採用し、環境にも配慮しています。また、独自のアーキテクチャによって、ユーザーに取引手数料の無料化と取引処理の高速化を提供し、快適なゲーム体験を実現します。
Oasysのビジョン
Oasysの取り組みは、ブロックチェーン技術を用いたゲームの可能性を広げ、日本の優れたIPを活かした革新的なゲームをグローバルに展開していくことです。将来的には、ブロックチェーンがエンターテインメントの新たなスタンダードとなるよう、さらなる進化を遂げていくことが期待されています。このような背景の下、Oasysは新たなチャレンジを続け、ブロックチェーンゲームの未来を切り拓いていくでしょう。
会社情報
- 会社名
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Oasys PTE LTD
- 住所
- Singapore
- 電話番号
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